2015年5月30日土曜日

20150530 iphoneの音声入力

ここのところ、iphoneとかipadの音声入力であるドラゴン・ディクテーションを試していました。
これはパソコン版のドラゴンスピーチと同じメーカーのもので、無料版です。
iphoneに付属しているマイクつきのイヤホンでしゃべってもいいし、直接本体で話してもいい。
むしろパソコン版の有料のドラゴンピーチよりも良い面がある。それは、訂正の時の簡単さで、間違い入力になった場所を指でプッシュした後、そのまま話すと入力しなおしができる。

雑誌のデータ、全部、これでやってみました。この雑誌のデータというのは、わたしがテキストを送信して、それをもとに、ライターの人がリライトしたり、膨らませたりするという作業のことです。
で、マイクによって、ちょっと変動があります。付属のマイクつきイヤホンは、すこし敏感すぎるようです。boseのスポーツ専用のイヤホンはかなりいける。
iphoneのマイク端子を、イヤホンとマイクにふりわけるコネクタも持っているので、実際には、ゼンハイザーのヘッドセットも使えるけど、これは装備が大げさすぎる。
いずれにしても、このドラゴンディクテーションは、きわめて実用的。



2015年5月26日火曜日

20150526 今日は横浜で講座

ピースリンクで、今日は講座です。
六月にもう一度あります。

http://peacelink.co/


平沼橋というところなんですが、横浜から歩いていけるらしい。
それはまだよくわからないので、今から行って確かめないといけない。
前は平沼橋に電車で行ったという記憶があるんですが。

2015年5月24日日曜日

20150524 萩原流行のバイク事故死で思うこと

萩原流行が、大型バイクで事故死したことを、流行の妻の人が原因を知りたいと訴えていたことを、テレビで見ました。原因がわからないのだと。真相を知りたいと。
でも、わたしはこういう事故死とか事故というのは、予想以上に真実がわからない状況になってしまうと思います。それは自分の交通事故体験によって、そう思います。

10年以上前に、わたしはバイクに乗っていて、乗用車に追突されて、バンパーが右足にぶつかり、骨折しました。救急車に運ばれて病院で、治療しましたが、そのときに、まっすぐに接合されず、すこし歪んでいたので、いまだに右足は、すこし足先が右に開きます。で、この骨折が原因で、わたしは走ることにハマってしまった。もし交通事故で骨折しなかったら、走ることはなかったです。

新宿の十二荘通りで、建物の前からバイクで車道に出ようととしたが、思いのほか交通量が多いので、三分くらい道路を見ていました。三分というと、そうとうに長いです。交通量が減ったので、そろそろと思い、低速で右折方向に道路に出たのですが、いきなり右からBMWが発進してきて、そのバンパーがわたしの右足にぶつかりました。で、そのまま転倒した。救急車が来て、小滝橋通りの春山外科に運ばれ、治療を受けました。右足は、反対側に回っており、足先が反対になってました。

入院して、二、三日してから、野口さんというBMWの運転者が、病院に来ました。で、「朝、もう銀行が開く時間の直前だったので、急いでいた。なので、前方をあまり見てなかったので、悪いね。」と言ってました。つまりこの野口さんは、その事故が起きた場所の前にあるマンションで、外車販売の代理店を経営している人で、そのマンションの前の車道に車を止めており、その日は、わたしが前にいることに気がつかず、そのままミラーで背後をみながら発進し、衝突したというわけです。
その後、退院して、新宿警察で、現場検証ありました。けっこう細かいものでした。

問題はここからなんですが、しばらくすると、現場検証のやりなおしを検事が要求したということで、再度現場検証があったのです。これは妙だと思いました。それから検察庁で、調書を書くということで呼び出されましたが、ここで担当した五十嵐副検事は、挙動不審でした。わたしは、この人は、忙しすぎて自律神経を壊しているのではないかと思いました。言葉がぷちぷちと切れて、こういう言動の人をわたしはよく知っています。連続性がないんです。過労によるものです。

で、調書を書いている最中に、実際の事故とかなり内容が変わっていました。五十嵐副検事によると、野口さんは横浜のほうから車で移動していて、普通の車道を走っていると、わたしがいきなり高速で飛び出してきたので、避けることができず、衝突したという話になっています。
それで、現場検証が再度行われた原因がわかりました。
一回目の検証では、事故を起こした場所は、車道の端のほうで、バイクが出たばかりという場所です。でも、二度目の検証では、事故の場所は、車道の真ん中で、かなりずれていたのです。要するに福検事は、車道の端のほうはあり得ないと警察に行ったらしいのです。
で、野口さんは、自分が前のマンションで会社をやっている、車道の駐車スペースから車を発進させたということを言わず、車で通行している最中だったと説明したようです。
事故現場を、違った場所に変えるために、二度目の検証があったということです。

で、五十嵐副検事が言ったことで、いまでもよくおぼえていることは、「野口さんはいい人だ。この人が間違ったことを言うはずはない」ということ、「バイクはどこから車道に入ったとしても、そもそも交通違反だ」という内容です。この二番目の内容は、要するにバイクが公道に入るのは、そもそもどこであれ交通違反ということです。「じゃあ、バイクはどこから入れば正しいのか」と、わたしが呆れて質問した時に、五十嵐副検事は何も答えませんでした。

この副検事は、こういうねじまげをたぶんわたしだけでなく、かなりたくさんしているはずです。というか、ねじまげを自分で気がついていないのかもしれない。というのも、わたしの聴取をしている最中にも、三回くらい電話がかかって、電話をかけてきた相手がそうとうに怒ってる風でしたが、本気で聞く態度はしてなかった。
二度目の検証の時、新宿の警察の人は、なんとなくわたしに対して気を使っている感じでした。再検証の意味があるの?というわたしの問いかけに、「指示されたのでしようがない」と言い、自分たちは検事に対しては権限がないので、何も言えないということらしいです。でもわたしはこの新宿警察の人たちには柔軟性があると感じました。誰の話もちゃんと聞いている。検事が話を変えようとしていることを、あきらかに意識している感じでした。わたしに同情的な感じでしたが、それを口にすることは許されないという。
結果的に、わたしはバイクでいきなり高速で飛び出し、車に衝突した。野口さんは迷惑を受けたというところで、わたしの過失率が大変に高いということになっていた。三分くらい、待っていたという話などは、完全に無視でした。それに、銀行にいくために急いでいたので、よく見ておらず急発進した、というような内容は、なかったことになっています。調書は五十嵐副検事の作文で、わたしがその文章を読んだ時に、五箇所くらい内容がおかしいと思いましたが、反論はあり得ないという姿勢でした。人の話を聞くような余裕はない人物というか、かなり幼児的な感じがしました。以前、検事とか裁判官は、受験勉強ばかりして獲得した地位なので、予想外に世間知らずが多く、簡単に騙されるということを読んだことがありましたが、五十嵐副検事はその典型かも。普通の大人でなく、こいつ子供か?という印象でした。

五十嵐副検事に比較して、わたしは新宿警察の人、というよりも、どこの警察署の人も、柔軟性があるなーとつくづく思うことが多いです。けっこうわたしは警察が好きかも。

萩原流行の事故を見て、こういうことを思い出したんです。五十嵐副検事は、世の中でバイクに乗るやつは不正な人間だと思っているようです。こういう担当者にあたると、萩原流行の事故も、真相はねじまげられます。でも萩原流行は自宅前の同じような道路を何度も事故を起こしており、そもそもはじめから自殺願望を抱え込んでいる感じがありますね。役者はちょっとでも、他の人に役を奪われ、出番が減ると、デプレッションを体験するのではないかと、わたしは推理します。そのことに寛容になれる人は少ないと思う。役者には創造的能力がありません。役者の差は微々たるものです。その無能さがあるからこそ、人気も出るのです。こういうところでは、前に出た、出ないということの違いは大きく響くのでは。
グルジエフは、どんな職業をしてもいいが、役者だけはしてはならないと言いました。それは、創造性が禁じられているからです。











2015年5月20日水曜日

20150520 もっと短時間で教材を作る

今日は、21分くらいの音声教材を作ってみました。
図を作った瞬間に、リーディングはじめてしまうし、訂正はしないので、21分の教材を作るのに、かかる時間は30分くらいだったりします。
でも、いつも講座では、ひとりこのくらいの時間で読みます。
カイロンとかで、四時とか五時までの予定の講座を、三時に帰りたいので、早く終わるように変更してほしいとお願いしたことがあって、(こないだの話)
スタート時間を早めて、そしてひとりの割り当て時間を、25分にしてもらいました。
さすがにわたしの提案のひとつ、昼の食事時間を半分にするというのは、なかった。
で、ずっとやってると、午後から、脳が疲労をしてきます。
ラカンが精神分析をしているとき、クライアントとは20分とか25分とかくらいしか話さないというのを、読んだことがあります。
やはり、このくらいの時間がちょうどいいんじゃないでしょうか。
講座では、ひとり30分は長いほうで、20分とか25分とかが多いけど、教材でも、このくらいの時間で作るというのをチャレンジしてみたいです。
で、いつも講座では、「テーマはなんですか」と聞きます。
はっきりと、テーマをひとつ決めてもらって、そうすると、読みやすいのです。
「どんな人生なんですか」というのよりは、ひとつテーマがあると良いです。
数年前に、あるヤングオールドの男性がやってきて、「ロスから急いで日本にやってきた。いま着いたばかりだ。」と言って椅子に座り、「で、質問はひとつだけです。俺の人生の目的は何か、教えてくれ」というのがありました。こういうのは瞬間的に対応できにくいね。

数年前は、わたしはスピーカーとか、非常に高額なものとか大きなものも使っていたりしましたが、それらはすべて手放し、いま一番気に入ってるスピーカーは、フォステクスのFE83Enです。中学生の時から、FE103は使っていて、なので、最近発売されたFE103の最終型としての限定販売のFE103solも、大変にいいと思うのですが、これでもFE83Enを聞いた後だと、大型スピーカーに聞こえてしまう。FE83Enは、口径が8センチです。で、振動板の重さは、1.53グラムしかない。なので、どんな細かい信号も拾ってきます。これをFE83Enの説明書に書いてある、フォステクス推薦のダブルバスレフ箱に入れて、聴いています。こんな軽い小さなスピーカーでも、このダブルバスレフに入れると、しっかり低音が出る。コイズミ無線だと、このFE83Enは、ひとつ3434円と書いてある。
FE83Enは、嫌な音を決して出さないとか言われていて、予想以上に評判がいいけど、わたしはこれは実体感のある音と思います。空振り感がなく、ちゃんと音をつかまえています。



わたしはこのFE83とかFE103は、名作中の名作だと思います。FE103solは、FE103発売50周年記念ということで2014年に発売されたので、FE103のスタートは、1964年ということですか。たぶん、わたしがはじめて買ったのは65年とか66年くらいかも。
昨日と今日は、このFE83Enで、プロコフィエフのピアノソナタ集とか、セミョーン・コトコ、トーマス・タリス、ニールセンのマスカレードなどを聴いています。実体感がある。


今日のサンプルの人の話なんですが、8ハウスに土星と海王星の合があると、土星は閉じ込める者という役割でなく、そこに海王星がつながる。で、8ハウスの海王星は、死のかなたの世界とつながりを意味するので、それが土星に盛り込まれ、あまり上手でないアスペクトの使いかたとしては、土星という合意的現実の世界観に、ボケが入るもの。ボケたままなかなか死なないとか。で、うまく使った場合には、あの世と地続き的な土星になることです。
土星が海王星に奪われるのか、それとも海王星が土星に乗ってくるのか。
30代くらいだったか、急に具合が悪くなってばったり倒れたときに、遠くの高台に老人が立っているのが見えた。で、その時、それはインド人なのかなーと思った。風体がなんとなくそんな感じだったから。藤原角行は、夢の中で役の行者に指導を受けていたと言ってるけど、わたしの場合、この老人は、その後ずっといる。というか、会い方が頻繁になりすぎた。
30代の時には、高台に老人がいて、というイメージだったけど、自分が土星期になると、自分がそこにいて、そして、海王星が乗っかってるという状態になる。
この海王星の侵食のしかた、入り込みかたが、いろんなパターンとかやり方があると思う。もし、ごく当たり前の閉鎖する者としての土星のスタイルを守ると、たぶん海王星は、それを壊すものとしてやってくる。脳の破損とか、そんなところでしょう。
土星が海王星を排することなく、つながる気があれば、海王星の侵食は、土星を壊さない。
いずれにしても、扱い方はとても難しい。

海王星の公転周期が165年くらいだとすると、土星29年を、5.7個ぶん。土星周期の意識が五人か六人集まって、海王星を復元できる。土星が閉鎖すると、つまり海王星の意識を5つか6つに分断した片鱗のみが残る。海王星に同調するには、土星それ自身にしがみつく信念体系を手放さなくてはならない。土星を手放すというのは、立場とか地位とか、今の利害とか、そういうのを捨てるに等しいです。そして土星を掴んでいると、海王星意識の5分の一か6分の一の片鱗が、時々きれぎれに印象として飛び込んでくる。連続性はない。そして土星はそれを理解しきれない。




2015年5月16日土曜日

20150516 サンプルの申し込みが多すぎるので

サンプルの申し込みが多すぎるので、申し込みストップしてください。
いま、止めていますと書いているのに、続々と来ます。

今朝録音した、samplewhさんの「わたしはどうして半陰陽なんですか」というテーマがけっこう興味深かった。
いま、こういうふうに具体的なチャートのサンプルを読むというのが、わたしにはリフレッシュというか、修復効果をもたらしています。
シュアーのPG27というマイクを使って、LS3/5Aでモニターしているので、ちょっとしたスタジオみたいな感じがする。LS3/5Aは、BBCモニターだ。

今日は一日中、ヴィラ・ロボスを聴いています。
20世紀で最高に多産だと言われている作曲家。
作曲家は蟹座の月がほんとに多いのですが、ヴィラ・ロボス特有の重苦しい、憂鬱な表現というのは、この月、土星なんでしょうか。
他のサインならともかく、蟹座だと夏至のサインで、内側から膨らむ。それにたいして冬至の支配星は、外から締め付けて、固めようとするので、月の広がりを抑制してしまう。この息苦しさの感情表現ですかね。





05/19 6:15am

あと四人、申し込みの人がいるのですが、質問がいまひとつ把握できないので、保留のままになっています。


2015年5月14日木曜日

20150514 魔術師のトート・タロット、レオン・サリラ著

いきなり、レオン・サリラ著「魔術師のトート・タロット」という分厚い本が、版元の駒草出版から、送られてきました。
で、このレオン・サリラという人は、もとはジプシー・レオという名前の人であることが、添紙に書いてありました。
わたしは19歳とか20歳くらいの時に、原宿の駅前の道端でタロットと占星術の占いしていました。
そのときに手相の爺さんと、このジフシー・レオが仲間になり、一緒にしていました。
仲間になった理由は、たまたまそこにいたから、というものです。
爺さんがわたしを手招きして、「おい、一緒にしよう」ということで始まったのです。
その後から、こんどはいま、原宿の母といわれている人も、爺さんの弟子として加わりました。

あの頃は面白かったね。わたしは一日三時間とか二時間程度しか、出なかった。で、ひとり千円くらいで、だいたい一万円から二万円くらい儲けて、そのまま荷物を原宿駅のロッカーに入れ、歩いて渋谷に行き、そこで食事をしていた。
わたしがそういうことをしていたのは、ごく短期間です。
タロットレオは、もっと長い間続けていました。
というのも、その後十年くらいして、原宿を歩いたとき、まだレオはいたからです。
レオのやりかたは、机の上にスプレッドしない。トランプみたいに、手の中で、シャッフルします。しつこく。というのも、外なので風があり、時々カードが飛ぶのです。わたしはカードに布を貼り付けて、重くしましたが、そうすると、78枚全部でものすごく分厚くなります。
レオはずっとタロットをしていたんですね。それはなかなかすごいです。
というより、本の経歴見ると、東京易占学院総合講師とか、タロット王国とかを主催と書いてあります。ジプシー・レオと言われない限り、わたしにはわからないね。
あの頃、28歳と言ってたから、わたしよりも8歳前後年上という人ですね。





2015年5月12日火曜日

20150512 個人カウンセリングはしないけど、オンライン教材を作るのはどうでしょうか

時々、カウンセリング依頼が来ますが、対個人はしないと言ってあり、東京、大阪、九州とかでは、これまでグループ公開カウンセリングあるいはリーディングなどをしていました。
おとといの日曜日は、大阪で、カイロンで、ひとり25分で、8人読みました。何もテーマを決めないときには、この複数の人を読む、そして参加者は他の人の事例も見て、読み方練習するというのが、ほとんどです。

いままで、最大25人くらいを一日に読んだこともあります。というか、ひとり割り当て五分だといわれたら、五分で読んでしまいますよ。時間が長くても、短くても、わたしはやってしまいます。でも、これでも参加している少人数の人だけの講座ですね。
そして、今後、わたしは講座の数を減らしています。しないというわけではないけど、やはり数は減らしています。

なので、今後のアイデアとして

●オンラインのオーディオ教材として、読み方例になってもらう。その場合、名前は伏せて、しかし状況とかリーディング、ホロスコープに関しては、教材として、他の人も聴くことになる。内容は全公開になるわけだから、公開教材になってもいい人だけ。
●例題の人も、他の人と同じくダウンロードしてもらう。これについては、購入者もサンプルの人も同じ条件です。

というのはどうでしょうか。

どんなリーディングの教材を作るかというと

1.月と太陽と土星の組み合わせで読んでいく早読み
2.最近は私のヘリオセントリックの番組とか、あるいは一般的な出版社でヘリオセントリックの本が出ています。そこでジオセントリックと、ヘリオセントリックの組み合わせの読み方
3.さらに太陽系の外の恒星と結びつけていく。
4.どんな読み方をする時も、度数の意味としての、あるいはサビアンシンボルのリーディングは必ず入ります。これはサインを細分化した読み方に過ぎないので、どこでも使うのは当たり前です。

などと言う種類のものになっていくと思います。こうした教材を読み方の事例として何枚か、あるいは果てしなく作っていく。そしてその教材を1つ作るたびに、今回は主にこういうところをクローズアップしてみましたというテーマを抽出してみる。

先週の土曜日は、朝日カルチャーで、親子相性を題材にして、大塚家具の親子、親が娘を否定し、一方的に断定しすぎている相性。アニマル浜口父娘。親が娘の上にのしかかり、重しになっているが、父親はほとんどそれに気がつかない例というのを取り上げましたが、これだけで二時間の講座の大半の時間を使ってしまいました。
つまり、教材はCD一枚分を基準にした1時間のmp3ファイルですが、そんなにたくさん詰め込めないのです。聞く側としては、一日ずっと座っているよりは、楽なのでは。

で、こういう教材を作るときに気になるのは、

●相手の顔が見えないので、雰囲気がつかめない。ただ図を見て知らない人のことを読む。というのは、読み手の側に予断があると、リーディングのイメージが脱線します。ルディアはだから、見えない人のことを読んではいけないと言っていた。
●頻繁に講座に来ている人の図は、基本的に扱わないほうがいい。わたしが知らない人、というのが基本的な条件かなと思います。

ということです。

だいたい占星術を扱うときに、個人の人生というか人間を中心にして、それに対して、占星術を参考に考えるというのが多いと思いますが、わたしの発想は、たぶん、占星術とか惑星、恒星などの配置を中心にして、人間はそれに随伴するもの、そして細胞の新陳代謝のように、あっという間に消えてしまうもの、という考え方になる傾向があります。つまり反対の考え方です。

人間を中心にして考えると、人間は孤立し、どこにもつながらなくなります。他への架け橋を撤去した孤立状態です。占星術を中心にすると、より大きなサイクルへの、架け橋が見つかりますが、しかしそのために、孤立した価値観で生きる人間を「調整する必要性」が発生します。
人間の個に大きな価値を与えてしまうと、そのぶん閉鎖が強まるので、それは著しくはかないものと化してしまうのです。
はかないものとならないためには、掴んでいるものから手を放さないといけない部分があります。

なにか物事を見るときに、「冷静に突き放して見る」という姿勢が賞賛される場合がありますが、この冷静に突き放して、外から見る、というのは、自分を守り、自分の中に閉鎖した姿勢を維持していることを示します。つまり警戒心の強さ、プライドを守るという状態です。ここでは、どんなことに対しても、真に理解するということはできません。

円回転の時間は、常に春夏秋冬のサイクルがあり、ここでは、前半は、内部に入り込み、内部から共感的に育て、そして秋に成果を迎えるということが生じます。
つまり、何かを見るときに、まずは内部に入るのです。外から見ているのではありません。こうした円回転時間的な体験構造は、占星術特有のもので、解体し、溶け込み、そして成果を作り、形をしっかりと整えるというプロセスをたどります。そういう生き方をしていると、少しずつ、大きなコスモスへとシフトせざるを得ず、人間中心視点から、少しずつもう少し大きなセルフへの移行という進化を遂げていくことになります。

とりあえず、2つとか3つ程度教材を作ってみれば、なんとなくやりかたが決まるのではと、思います。なので、教材事例として、リーディングしてほしいという人は、連絡ください。題材にします。ついでに言うと、どういう仕事をすればいいですか、とか、結婚はどうなりますか、というような質問は、けっこう不向きだと思います。携帯占いのサイトからの依頼で、占い例として、「職場に気になる人がいます。この人とどうなりますか」みたいな質問が毎月来ます。それどころか「以前気になっていた人がいましたが、いまは音信不通です。今後可能性ありますか」というような質問までやってきます。「そんなの知らないよ」と答えるべきなのですが、それでも答えているというのが、いまだに、自分であきれています。最後には、「朝、気になる人が歩いていました。どうなりますか」という質問が来そうで怖いです。

ヘリオセントリックで、運命の相手を、という質問も成り立ちません。ヘリオセントリックには、相手というものがいないのです。ヘリオセントリックでは、地球にやってくるときに、人は分極化する。そして、相手を偽装した、自分の別の姿がある、ということは想定可能です。太陽は、時間の中に割れていないのです。時間の流れの中に割れてしまうのが惑星です。

先週、占星術で、前世とか、ツインソウルを見るにはどうすればいいのか、という質問を受けましたが、ジオセントリック占星術は、肉体から見た宇宙像で、それは物質的個体に閉じ込められた視点です。そこに、前世とかツインソウルという概念そのものが入り込む余地などありません。いま、ここにいる自分以外は何もないのが、ジオセントリック占星術です。


追記

5月14日で、だいたい申し込みの人のものは録音し終わったと思うので、また、申し込みの人いれば、メールください。
この場合、教材録音しても、upするだけで、連絡はしません。サンプルの人も、自力ダウンロードしてください。
また、講座に頻繁に参加して、わたしが顔を覚えていたり、名前を知っていたりする人は、申し込みしないでください。1回とか2回程度だと、たぶんおぼえていないと思います。


0514 15:10 三人来たので、またしばらく募集ストップします












2015年5月8日金曜日

20150508 明日から大阪講座/『紅雲町珈琲屋こよみ』

明日は中之島の朝日カルチャーセンター、次の日は大阪カイロンで公開カウンセリングです。
で、前に、雑記で、一日五食というのを書きましたが、それをまだ続けていると思っている人がいるかもしれませんが、早々に挫折しました。3時間ごと、それは無理だった。

そして、今は、一日2リットルの水を飲む、というのに挑戦しています。
どうも、そうすると、走っているときに貧血になりにくいようです。
ともかく、目標は、貧血にならない、体温を上げるということなのです。すべてがそこにかかっています。
水を2リットル飲むと、基礎代謝が上がる、体温が高くなる、などと書いてありますが、
いまのところ、体温は、36度越えを達成しています。6.1とか6.2とかです。
理想としては、やはり36.5をこえることです。

本を書くときに、新規な内容、挑戦的な内容、変わったものなどならば、わたしは燃えますが、そうでない、一般的な内容ということになると、だんだんと気力が死にかけていくという癖を持っています。で、いまはトランシットの土星が9ハウスにあり、しだいに10ハウスに近づきますから、土星の「型にはまった」、10ハウスの「集団社会から見たイメージで、注文が来る」というものが増加しつつあるような感じで、個人的な気力としては、どん底に入りつつあります。
前に進行の月が10ハウスに近づいたときも、この「集団社会から見たイメージで注文が来る」というものが強すぎて、さすがに、わたしはその時に何人かの人に書いてもらったということになりました。つまり世の中から見た占星術というものと、わたしが考えている占星術が違いすぎるんですよ。ここからどうやって抜け出せるか、まだ方法がわからずです。

四柱推命の大運では、そろそろ次のサイクルがめぐってきて、これは正官というもので、すると、わたしのような極端な偏りのある命式では、中途半端に五行が揃ってしまい、中途半端で平凡な人になる、ということになりやすいようです。そもそも正官は、勤め人みたいなイメージなので、中途半端で平凡な人とは、勤め人ですね。どこに勤めるかな。といっても、これは学校しかないでしょ。カイロンとかアカデメイアは学校じゃないよ、あれはサークル。

STAXのイヤースピーカー、つまりコンデンサ型のヘッドホンを毎日聞いていて、これに熱中すると、普通のダイナミック型のヘッドホンが振動板が鈍重すぎて、聴きたくなくなる。コンデンサ型はどんな小さな信号も拾う。STAXの社長の開発理念が「たとえば森の中を歩いていて、風がさらさらと押し寄せる感じを、そのまま再現できるように」というもので、それをちゃんと実現している。のだけど、STAXは、イヤースピーカーの振動板は軽くても、本体が重すぎる。で、首にどっしりと加重がかかり、なにかのぼせたような感じになります。
このSTAX、いまは中国企業に買われています。しかも一億円程度で。中国企業側としては、いままでのSTAXのままでオーケーということで、変わったことといえば、中国に大量発注があっただけ。一億円で買われてしまう会社って、いかに小さな会社かわかりますね。
ドイツのオーディオ雑誌では、いまのところ、このSTAXのイヤースピーカーが、ヘッドホンの中では世界最高という評価ですが、オーナーの中国側が何か変更を加えると、世界最高という水準は、保てないだろうな。

前から、もう二十年前から、わたしは講座の時に、時々記憶が飛びます。
で、最近は、毎回、必ず、一度くらいは、という頻度になってきました。
それまで何を話していたのか、自分はいまどこにいるのか、というメモリーが、一瞬消えます。
で、そのときに、参加者に、いまこの瞬間何を話していたのか、聞きます。
すると、みんなは覚えているので、笑って答えますが、
たぶん、年齢的には、これからもっと増えるのではないかと思います。
これは体力的に、過剰負担がかかっているときに起こるというのは決まっているので、
この過剰負担を減少させれば、改善されると思う。
となると、やはり講座は一日4時間がいいです。
10時から3時、食事が一時間というリズムです。
今日、朝、駅のホームで、乗り降り口にある閉じたクリーム色のパネルを見ていて、
そこに映るパトレイバーみたいなものとコミュニケーションしていたのだけど、
やはり、そういうのが、ふいに出てくるんです。彼は、「放射状に広げるべきで、まだらがあってはいけない」と言うんだけど、お前の形こそ、不均衡な形をした蟹みたいなもんだろうが、と思いました。

海王星は、異なる時間のデータを引き寄せる。つまり同じ場所ということを縁にして、違う時間のものを引き寄せるので、片瀬で、日蓮を見たり、皇居の半蔵門で、服部半蔵を見たりする。
トランシットの土星がいま9ハウスにあり、そしてアセンダントに海王星が重なり、この土星と海王星がおおまかにスクエアになると、スクエアは、「意識の表と裏での切り替え」を起こすので、講座をしている時にスクエア海王星が割り込み処理をして来る。
なので、授業中に、目の前にパトレイバーがいたりするわけです。
で、時間の連続性が途切れてしまうので、戻れることは戻れるのだけど、直前記憶がすぱっと、消えます。これは歩いている時に、いきなり地割れして、そこにはまるような感じです。
朝日カルチャーとかで、60人くらい参加している時に、大きな声で、「あ、いま、わたしは何の話をしていましたか?」と聞くのも、なかなかすごいと思いますけど。

これから、日本のあちこちの休火山が噴火しますかね。
地続きで死んでいた場所に、生命力が噴出してくる。
シュタイナーは、物質界は鉱物の力を借りており、エーテル界は植物の力を借りていると言ってますが、火山などは、惑星グリッドの、エーテルのラインが活性化し、蘇ることを指していて、
つまりイメージとしては、「岩の隙間から、植物が生え出てくる」というもので、
火山が活発化するのも、この岩を突き破って、植物が放射状に生えてくる現象に似ている。
で、すると、わたしも、やはり、時間の連続性が時々途切れて、パトレイバーがあらわれる、というふうになる隙間が増えますね。
この場合、割り込みされてもいいから、その前と後の場所を、いかにスピーディに貼り合わせるか、ということが重要になってきます。いかに上手につぎはぎするか。
昔、わたしが子供の頃は、窓ガラスにヒビが入ると、紙をはりつけて、張りあわせるというのがよくありました。
茶器なら、金継ぎというのもある。
こないだ、NHKドラマで、『紅雲町珈琲屋こよみ』というのがあって、そこで金継ぎのことが出てきた。富司純子と、葉加瀬太郎の音楽と、のんびりした地方都市。というのが、そのまま、2010年の連続ドラマ「てっぱん」と似ていて、わたしはNHK連続ドラマは、まじめに見たのは、てっぱんだけ。しかもHULUで。
尾道という場所と、富司純子と、葉加瀬太郎の音楽の組み合わせが、妙に懐かしさを刺激したので、とても良いと思ったけど、そういうふうに感じている人が、『紅雲町珈琲屋こよみ』を喜んだろうね。

で、エーテル物質というのは、虹にたとえてもいいのですが、一番上には龍があり、一番下には金がある。金は進化すると龍になる、というのは錬金術の考え。
なので、鉱物の割れ目に、鉱物の頂点にある金を入れると、その金はエーテル物質を吸い込んで、龍につなぐというような意味になります。龍はもちろん、エーテルのグリッドで、それは地上の高いところにある黒筋の入った緑色の身体です。
特定のコスモスの頂点にあるものは、その上のコスモスとつながろうとする、という意味では、鉱物の頂点の金は、次の植物界、エーテル界、龍につながり、ここでは、鉱物の割れ目は、「弾力性のある、柔らかい、すなわちエッジの鋭くない素材」で、スムーズに、つぎはぎされるのです。

茶器は、割れていないと、鉱物界に閉じてしまい、どこにもつながらないで閉鎖される。
茶器は割れ目があってこそ、良いもの。しかしそのままだと、ただ破綻でしかないので、そこに金継ぎして、やっと次のコスモスへの進化のきっかけが生まれる。
金継ぎされた茶器は、割れていない茶器よりも、価値があるということになる。
で、そうなると、わたしも、時々記憶失い、しかしうまく前後のつぎはぎができたらいい、ということになります。シャーロットのニュース見て、イギリス人は名前長いなーと、思ったけど、わたしも名前長くすると、松村・金継ぎ・潔という名前にするといいような気がする。そうしたら、おおっぴらに記憶飛びできる。


(グルジエフ式だと、金属と鉱物ははっきり違うけど、シュタイナーのは、もっとザルなので、金属も鉱物も一緒です。金はほんとは鉱物ではないんだけどね。)