2015年7月11日土曜日

20150711 今日からまた備忘録的な日記を

今日からまた備忘録的な日記を書こうと思います。

いま成田空港で、いまからバンコック経由で、プノンペンに行きますが、
信じられないことに、やはり、パソコンはlenovoのT520を持ってきました。
15.6インチで、重さが2.5キロのマシンです。
肩にずっしり来ています。HDDは、120Gのサムソン製のSSDに入れ替えたので、動作はとても速いです。
で、この画面が気に入ってしまい、小さなX220を持ってくるのはやめたのです。
表示は1980*1080で、つまりフルHDDで、今どき、高解像度というわけではないですが、しかしGoogleEarthを表示するには、ちょうどいい感じです。

タイ航空を待っていますが、周囲はインド人だらけです。70パーセントはインド人かも。
インド人は、タイをトランシットに使って、インドに戻るのかな。確かに、わたしの記憶では30年前くらいに、わたしはバンコックをトランシットに使って、インドに行き来しました。
今日は、わたしのほうは、バンコックをトランシットに使って、プノンペンです。

で、あまり期待していなかったが、受付で、通路側シートを選んでもうらことができました。バンコックからプノンペンも、通路側座席です。
これでないと、あまりにも息苦しく、トイレを我慢しなくてはならなくなります。
わたしは腎臓は悪くないですが、それでも頻繁にトイレに行きたいです。

T520という重たいA4パソコン、しかも旧機種を持ってきたのは、プノンペンのホテルで原稿を書きたいし、その時に、GoogleEarthを頻繁に見たいからですが、要するに、世界中にいろんな場所で、普通に仕事できるかということを、試したいから。
カンボジアでは、ドルが使えるという話ですが、しかし物価が安いので、あまりたくさんのドルを持ち込む必要がないという話を聞いて、とりあえず、300ドルまで換金しました。しかも50ドルとか、100ドルはなしで、細かいドルばかりをたくさん。マンハッタンでは、100ドルを何枚か持っていったけど、すぐになくなった。結果的に、クレジットカードばかり使うはめになった。
でも、カンボジアでは、大きなドルは嫌われると書いてありました。ネットで。

今回、わたしはホテルを何度か予約しては、キャンセルしました。この試行錯誤が頻繁で、それは、シアヌークビルに行きたいけど、プノンペンからはタクシーで5時間くらいかかるという説があり、すると夜の七時半に着くのに、ここから五時間タクシーに乗れるか、それとも乗れないか、いろいろ考えた末に、シアヌークビルに行くのを諦めたのです。ドンボスコ・ホテル・スクールは、恵まれない子供たちのためにホテルの学校をしているところですが、チェックインは最終が夜の九時半で、これでは無理だ。メールして待ってもらうことはできるだろうけど、なんとなく気が引けました。
諦めてプノンペンどまりにした。
待合室のわたしの前の席に座ったインド人女性は、荷物に大量に東京ばななを入れている。インドで、みんなに東京ばなな配るのかいな。
インド人は、みんなパソコンを開いています。キーボードつきタブレットが半分くらい。

------------------ プノンペン 午後8時59分

トランシットのタイでは、ゲートがわからず、うろうろしました。
C7ゲートだと思っていたのに、そこはシンガポール行きで、
その場にいた担当者に、わたしのチケットのことを聞いたら、わからないといわれて
またずっと戻って確認したら、C7の隣のC9でした。
それでも、ちゃんとプノンペンのホテルに着きました。

案外空港から遠かった。でたらめに選んだので、距離は考えていなかった。
タクシー代金は15ドルです。高いのか安いのか、まったくわからない。
マンハッタンの時もそうだったけど、booking.comで適当に選ぶんですよね。
しかし金額としては、おそらく日本のホテルの三分の一か四分の一の価格。
マンハッタンだと、日本のホテルの二倍くらいか、シーズンだと三倍くらい。

カンボジアの、日本との時差は二時間です。
タクシーでホテルに着くまでの間、夜の街の光景を見ていたけど、
わりにインドに似ていたり、台湾に似ていたりします。
台湾ではないか。ごちゃごちゃのところはインドそっくりだ。
台湾とかマレーシアは、特定の場所に行かないかぎり、雑然とした屋台街にはならない。
インドはどこでもごちゃごちゃ。
なので、ここは、少しインドに近い。
しかしインドほど病原菌の巣窟ではないと思うので、居心地はいいかもしれないです。
チェンナイの秋葉といわれる電気街に行った時は、危険な病気もってそうな犬が、ふらふらと歩いていて、警戒心が出ました。ここには犬はいなさそう。

明日からどうするかなー。
ジムつきを選んだので、篭ってパソコン打ち続けるということもあり。
そもそも、視覚で見る観光は興味ない。
それでもあちこち行きたいのは、空気感を知りたいだけ。
空気感だけで、海外に行く価値はあります。
視覚20パーセント、80パーセント空気感です。物理的ではないところの匂いです。
でも、ここもやはり甘い匂いがします。
東京には、その匂いがないんだよね。インドも、ロンドンも、ハワイも、台湾も、マレーシャも、ニューヨークもあった。フロリダにはなかった。
コンセントはタイプAで、日本やニューヨークと同じです。しかし電圧は240ボルトです。
いまはどの電気製品も240ボルトはオーケーなので、そのままパソコンを使うことができます。T520を持ってきて良かった。でも、この角度で見ると、案外とキーボードはテカリがある。
テカリのある使い込んだキーボードは、がちゃがちゃとうるさいんですよ。横に対して摩擦が増えるんだよね。長年シンクパッドを使ってきたので、それはわかる。
なので、帰国したら、新品を発注しようと思います。ヤオフクで中国から2800円で買えます。
プノンペンも、わたしのチャートでは、4ハウスの始点あたりに木星があります。
ブキビンタンと同じくらい居心地いいのかな。
カンボジアでは、日本人はケチだという常識があるらしく、
それはチップを渡す習慣がないからです。
チップがどうしても必要というアメリカと違って、グレーゾーンなので、そのあたりは欧米人みたいにさりげなくチップを渡すことができなかったりする。
でも、アメリカとかハワイみたいに、レシートに、18パーセントの場合、20パーセントの場合、22パーセントの場合とか価格が書いてないんだよね。
なので、判断に困ります。下手に安いと失礼だし、高いと、馬鹿にされそうだし。
ためしに、1ドルあるいは2ドルからはじめてみました。
そのために、成田空港で、1ドルを三十枚にしてもらったわけだし。

で、成田で、わたしはJTBのウエストポーチを買ったのですが、これは盗難に会わないよという、ホックつきのウエストポーチです。で、そこに、住友銀行のドルのパック入れていると、なんか、昔、話によく聞いた「腹巻に札束いれて歩く爺さん」そっくりになってきた気がします。
で、タクシーとか、ホテルで、「おっ、ちょっと待てよー」と言って、腹巻からごそごそとドル紙幣を出すことをしていたので、やはり腹巻に札束いれた爺そのものです。
相手は、期待して待っているというより、笑って待っているという感じです。