2015年11月21日土曜日

20151121 校正はやりなおししようと

タイランドの最後の日に、校正のPDFファイルの1を、出版社に戻したのですが、もっと校正するべきだと考えて、あらためてもう一度点検することにしました。それが終わったら、PDFの2に取り組みます。1と2で、一冊です。それで、この締め切りは年内という話になり、かなり余裕あります。この予定で、来年の二月終わりから三月に書店に並ぶそうです。他の人にもたくさんコラム書いてもらいましたから、お祭り的に盛りだくさんです。たぶん持ち歩くには重すぎます。

ひさしぶりに、いきなりステーキで、リブの600グラムを食べました。だいたいこれは2500キロカロリーです。なので、おそらく、一日に3000から3500キロカロリーを食べる感じになりますが、カロリー理論は20世紀の遺物で、まったく無意味というふうに言われているので、これで考えても無駄かもしれないですね。わたしの隣にやってきた客は、かなり粗雑な男で、肉が来るまで、イライラ、ドタバタしていました。他の客がみな警戒するような。が、お店の人がステーキを持ってきたら、猫のようになりました。この激変にびっくりしました。トラが猫に変わったんです。お腹がすくと、イライラするというのは、糖質中毒の特有の症状なので、ステーキ以外に、炭水化物とか糖質とかたくさん食べている人ということだね。
糖質制限すると、血糖値の上がり下がりがなくなってしまうので、これは感情の盛り上がりがなくなっていくということもありそうです。自分の体験で思うに、何か興奮するというのが、なくなってきます。

ところで、わたしは来年63歳で、この数字は、7と9のかけあわせ。なので、ハーモニック7と9が、ブレンドされて、複雑な能力になるのですが、わたしのハーモニック7の水星・天王星はオーブが3度程度なので、63歳あたりでは消失しています。でも、たぶん、この水星・天王星は相変わらず発揮されており、自分の意欲として、「ローカルなご当地的な特質に染まることなく、普遍的になり、(ローカルな世界から見れば)オリジナルに見える発見や見解を打ち出す」という気分はなくなりますが、しかし実際の行動としては続けているということになるのでしょう。自動化されており、もう自分ではわからないのです。

で、このアスペクトというか衝動が消失しているので、63歳の7と9のかけあわせの時には、ハーモニック9での定番の火星・天王星だけが出てきます。このアスペクトはかなりタイトなので、9の7倍程度ではまだ消えないのです。天王星的な、すなわち土星の地域的閉鎖性から離れて、より広い範囲のところから来た意図を、火星が行動にあらわすということです。なので、これは迎合しないで行動するという意味のアスペクトですが、まるで露払いみたいに、9年ごとに、これにスイッチが入るということです。
で、ハーモニック9は、本性をずっと維持しつつ、世界を彷徨うというところから、いわば、「生まれ変わっても同じ魂の特質」というふうにも読めますが、ハーモニック9の倍数のスイッチが入るというのは、それまでに、だんだんと、迎合的な勢力が強まってきて、そしてそれをリフレッシュするために、9系列の再点火が生じるわけです。

で、ハーモニック63で新しく出てきた合のアスペクトは、獅子座8度の水星と、獅子座4度の木星です。木星はワーグナー度数です。水星は爆弾落とす度数です。恒星の基準から見て、うつろう大地の価値基準をぶち壊すというもの。つまり壮大さを強調した配置ですから、これと火星・天王星のセットは、まったくのところ非迎合的です。獅子座の7度は、天と地のギャップに矛盾を感じるのですが、8度はこの落差の克服であり、獅子座の場合には、やはり天を優先するので、そこから地面に爆弾を落とす。いわば、タロットカードのマルセイユ版の死神の絵柄みたいなもので、こうなると、ジオセントリックとヘリオセントリックの比率としては、ヘリオのほうが強まるかな。

少しずつ事務所をミニマリズム部屋にしようと思っていますが、なかなか進みません。このなかなか進まないというのは、進まない理由のいくつかがあるわけで、それをひとつひとつ解決しながら、進めようということです。もののひとつひとつに問いかけながら、手放すというのは、細かさが必要だ。細かいことばかりにハマるというのは、ニコルソン・ベイカーだけど、平均的視点から、より細部に深入りすることと、より大きな範囲に拡張して、小さなことが見えなくなることは、共鳴するべきです。どっちにしても、平均的視線が保てなくなり、これもまた信念体系の打破に結びつきます。小さなことに入りすぎるのも、信念体系の打破につながります。