2014年4月1日火曜日

20140401 本はどっしり重すぎて場所も取りすぎるので

新書・文庫以外、持ち歩くのは大変だ。
昨年チェンナイに行って、聖トマスの墓にも行った。
聖トマスの福音書が登場するナグ・ハマディ文書のシリーズは数冊持っているが、みな分厚く、一冊でさえ持ち歩けない。
CDは全部リッピングしてiTUNESで管理している。
同じように、本もPDFにしてみようと思って、
大阪の自炊委託業者に、試しに、50冊送ってみた。
これは急便バージョンは、50冊まで、と書いてあったからだ。
で、PDFになったものは、その会社のサイトからダウンロードする。zipで保管されている。
一冊百円で、ファイル名を番号でなく書籍名にしてもらうと、50円増し。急便は100円増し。
二か月待ちでもいいのならば、一冊100円(350ページ以内)で可能だ。

ダウンロードしたPDFは、ナグハマディの一番分厚いもので、120MBくらいある。
このPDFを保管するための、buffaloの、外からスマホでもアクセスできるLanHDD、安全のために、Raid1にしたものを用意していたのだが、外から120mbのデータを読み込みする、などというのは、とうてい無理なことが判明した。街中のwifiは、あまり高速でない。wimaxでも、なかなかうまくいかない。

なので、Ipad_miniに、PDFリーダーを入れて、iTunesを通じて、データを転送してみた。
Ipad_miniは、64ギガあるので、そこそこたくさん入るはず。
キンドルペーパーホワイトだと、2Gしかないし、さらにPDFそのままだと霞んでうまく見えなくなる。
いま、ナグハマディを読んでいるけど、Ipadminiでは、なんの抵抗もなく、あたかも書籍のように読める。

キリスト教では、エデンの園の蛇は悪いものだが、グノーシス派だと、知恵を教えない神が悪い支配者で、エデンは収容所みたいなもので、知恵を与える蛇は救済者とか、またキリストだと解釈される。つまり意味がまったく逆転する。

非常に結果がよかったので、ファイル名は自分で変えることにして、最安値の一冊350ページ分が100円の申し込み形式で、段ボールをほかに四つほどクロネコ宅配で送った。これは五月の終わりにデータ化される予定。
iPadminiか、あるいはもっと他に目の疲れない適切なPDFリーダーがあれば、場所がすっきりする。果たしてRaid1が必要かどうか、ということではあまり必要はないのかも。iTUNESのwavデータにしても、裸族のお立ち台で、3TのHDDを、ほかにふたつバックアップ用としてクローン化していて、同じやり方のほうがいいかもしれない。
10冊で1G平均だとすると、1Tで、1万冊入る。いまどき、電源いらずのポータブルUSB接続2.5インチHDDでも、2Tを売ってるから、無線Raid1のサーバーは無意味か。