2015年12月24日木曜日

20151224 アルケス/金/王権

黄経の乙女座23度に、アルケスという恒星があり、これはヒドラの背中にあるカップを意味します。上位の世界のものを受け取り、それを持ち運ぶという意味で、継承者です。
これにちょっと似たものを探すとしたら、現代において、1度か2度ずれた、12サインにおいての乙女座の22度です。サビアンシンボルにおいての、王家の紋章です。

で、上位のものを受け取るという時に、古代の王は、金を使ったということも参考になります。金は、金属クラスターの中で最上位にあるもので、シュタイナーは、7色の色を内包すると言います。つまり、金属世界においての7つの要素をすべて兼ね備え、統合化し、それ自身が、次のオクターヴのものの受け皿となるのです。中国の錬金術で言うように、金はやがては龍になります。
これに似た話としては、虹の地上に接する場所には金の壷があるという話です。これがアルケスです。

シッチンの話だと、アヌンナキは、地球に金を掘りに来ていたが、それに疲れて、金を掘るためだけの目的で人類を作ったのだと言います。当時は金は、いまの金のイメージではないですね。ただ、金属の頂点にあり、次の世界に繋ぐという意味はずっと変わらないです。
金をアヌンナキの住む惑星ニビルの大気圏に薄く振りまくと、惑星ニビルの陥った危険性は回避できる。だからアヌンナキは金が必要だった。それはどうして地球にしかなかったのだろうか。
わたしたちは金属成分がないと、肉体を失います。肉体を維持するために、金属を借りています。
その点では、惑星ニビルも、惑星として機能するには、金を使って、次元を落とす必要がありました。そうしないと、上の次元に去ってしまいます。
この重い物質は地球にしかなかった。
で、たくさんの宇宙知性が地球に接触したがっている、ということも、これに関係します。

古代の王は、金に取り囲まれた。今日でも、金持ちは金に取り囲まれる。これは経済的な価値があるからというよりは、それが上位の、龍の世界の受け皿になるからです。
なので、ここから推理すると、もしアルケスという恒星に正しく接続し、このアルケスと深い縁で結ばれた人は、結果的に金とか金(かね)に恵まれます。それができていない場合、アルケスとはまだうまく繋がっていません。アルケスの物質的な器が、金の壷だからです。アルケスと接続するセッションをするのならば、金(きん)を持って来い。それを通信器にしろ、ということです。
金を作るには、少量の金が必要であるというのも錬金術の言葉です。米粒程度でも、それは増殖する可能性があります。
昔のフランスの万年筆は、22金とかあったらしい。純金が24なので、22となるとかなり柔らかい。で、ドイツはそもそも固いペン先が好きだったので、モンブランの149も、はじめは14金だったそうです。ところが、日本では14金万年筆は安物というイメージがあって、高級万年筆は18金に決まってるだろうということで、モンブランは日本用に149を18金にしてしまったのです。わたしに言わせると、18金は柔らかすぎて使いにくい。毛筆みたいだ。
でも、ともかく、今は手放してしまったけど、前はモンブランの149を二本持っていた。ちょっとだけ、金な気分でした。

ちなみに、サビアンシンボルでは、上位の世界と通信をするのは、魚座の21度です。子供と羊と召使です。そして、それを山から下界に持ち込もうとする行為は、22度のシナイ山から下りる預言者です。どこに降ろすかというと、地上において、その反対側にある乙女座22度だということなのです。古代においては、王は選挙で選ばれることはなく、血縁で継続しました。そのとき、民衆は、今のように個人の自我を持つことはなく、それぞれが繋がった集団意識の存在だった。

今日では、個人は自我を持ち、さまざまに独立性を発揮する。人によって多く、人によって少なく。こういう時には、アルケスの器には、さまざまな異なる種類のものが入っています。でも種類は違えど、象徴的に「アヌンナキの配下であり、かわりに金を掘る民衆を統率する者」ということになります。
そこで、アルケスにダイレクトにつながった人は、以下のようなことになります。
1.金が集まって、お金持ち(当社比か)
2.周囲に自主性のない人たちが集まって、指示を待つ。(サイズは問わない)
これができていないとしたら、アルケスには繋がっていない。

勝浦のホテル三日月の黄金浴槽は、いまは相場として2億円だそうです。
これは田中貴金属製で、世界唯一の金無垢らしい。で、これまでに50万人が入ったそうです。ここに宿泊して、金風呂に入り、そこでアルケスとコンタクトするというのもいいかもしれない。そしていつかは、自分で香港の金持ちみたいに、金風呂を手に入れてください。
「いつかは金風呂」これをスローガンにしてください。
アメリカ人は、オーディオでは、「いつかはマッキントッシュ」というのがあった。マッキントッシュの音って、まさに金なんですよ。独特の味わい。まろやかな輝き。タンノイはいぶし銀だった。マッキントッシュは王者のオーディオの響きだったのです。マッキントッシュとは、真っ金トッシュなのか、というくらい。
だから異常に高くても、誰も文句は言わなかった。
いま金星と火星がこのアルケスに近いので、金買うとしたら、最近だね。