2015年4月17日金曜日

20150417 九州です

大濠公園で、15キロ走りました。明日もと、思ったけど、もしかしたら雨です。
でも、暖かいので、適度の雨ならば、走ることはできる。大濠公園は、平坦で、大阪城公園と似ています。整備されているということは、過保護環境だということです。だいたいコンクリートの平たい場所で走ると、足は壊れやすくなります。それに比較すると、皇居は案外と整備された環境ではないんですよね。

今年は、わたしは安定して走れたことは、かなり少ないです。去年に比較して、かなりダウンしています。その理由がなかなかわからなかった。最近、1日五回食事を試すことにしました。で、それを試してみると、貧血が起こらない。しばらく実験してみますが、階段で倒れそうになるという症状が起きにくいので、これは適しているかもしれないです。
3時間ごとに食べるのは、うっかりするとすぐに忘れます。午前5時、8時、11時、午後2時、5時。まったくお腹空かないのに、すぐに次を食べます。1日を2000キロカロリーと決めたら、一回に400キロ食べないといけません。数日前、千駄ヶ谷の駅前のコンビニで、パン買って食べたけど、表示見たら、199Kcalと書いてありました。400くらいは軽くあると思ったのに。五食と言えど、こんなもの食べてたら、1500達しない場合だってありますね。
ともかく、貧血すると、かなりヘビーで、毎日すべてにわたって苦しい感じになるので、きっちり計算して、五回食べてみる。血糖値がたぶん変動しないというのがいいと思います。いっそのこと、タイ人みたいに二時間ごとはどうかなと思ったりしましたが、それはやりすぎかな。昔、バンコクに行った時、タクシーちょっと待ってて、といって、運転手に待ってもらっていた時も、戻ったら、どんぶりで麺食ってました。どこで買ったんだろと不思議だった。
仕事が忙しい人とか、長時間あけて、そしてドカ食いする、という習慣ができてしまい、これが病気を作ったりする。で、三時間ごとに食べるというのは、何か怠け者的な雰囲気を感じますが、でも、そのほうが持続力は出るということになると思います。
こういう食とかを考えたりするのは、占星術では、内輪の天体の世界、ミクロな側の話です。地球を取り囲んで、火星と金星がある。この金星の側です。さらに、地球をぐるぐると包囲していく月。金星とか月などは、こういうミクロな、食とか身体生活とかに関心が向かいます。
話題が飛ぶけど大きな宇宙は、より小さな宇宙に対して支配力がある。という原則から考えると、大宇宙に対して、人間は影響を与えることができない。が、小さな宇宙に対しては、人間は途中媒介存在として、支配力を持つ。なので、ミクロな世界は、人間の思考の反映で成り立っている。ミクロな世界の探求をしている人は自分の思考を分析しているような感じの行為をしています。それ以外何一つ見ることができない、というのが人間の限界性です。発見すればするほど、そこに自分を見ているということに気がつく。誰かがパターンを考案した瞬間、全員がそれに取り憑かれる。イェイツは、カバラとか神智学などの壮大な世界観から離脱した後、なんと心霊主義に走ったけど、心霊主義は、そうとうに小さな世界でもありますね。

で、シェーンベルクの話なんですが、グレの歌は、かなりの初期作品で、11年もかかった。それはシェーンベルクが生活苦のために、違う仕事をしなくてはならず、集中できなかったからです。で、11年もかけているうちに、まったく作風が変わってしまい、完成したころには、シェーンベルクはグレの歌に関心を失っていた。つまり十二音技法に集中していたので、グレの歌みたいな後期ロマン派はもうどうでもよかった。
こういう実験的な手法を編み出す人たちは、たいてい生活苦ですね。儲けるためには、保守的な、なんの新しさもないという感じのことをする必要があり、実際に、シェーンベルクがお金ない時に、R.シュトラウスは、グレの歌がなかなかすごいので、これを続けて作ってほしくて、資金援助とか、なんかコンクールで賞を手に入れるように手を回したりした。で、R.シュトラウスは金持ちで、実験性のないタイプの側に近い。
なんせ、息子が30歳になった時、この息子が自分で働きたい、自立したいと言ったら、父ちゃんのシュトラウスは「なぜだ、いったいなんの不満がある?一生俺のそばにいろ」と、息子の言い分を理解できなかったらしい。
R.シュトラウスとはまったく関係ないけど、シュトラウスJのワルツなどについては、シェーンベルクは、あれはあれで評価すると発言していた。シェーンベルクとシュトラウスJとかはまったく対極にありますけど、わたしはシュトラウスJの全集とか、また毎年の違う指揮者の恒例のものも、けっこう集めています。こういうシュトラウスJみたいな作品も、小さなところ以外は何も考えていないという人たちが作るような曲ですよね。