2015年7月12日日曜日

20150712 やはり至近距離までいくことにした

朝起きたら、じっとしているよりは、目的の座標に近いところに行ってみる必要があると思って、タクシー呼んでもらいました。でも、わたしが行きたいところは、ホテルのマネージャには探し出せないらしく、三十分かけて、やっと見つけたようです。
戻りは勝手にタクシー捜すと行ったけど、かなりの田舎なので、それは不可能だろう。行き帰り両方同じ車にしたほうがいい。でもタクシー呼ぶことはできても、金額は自分で交渉してほしいという話でした。

で、行った場所は大変によかった。タクシーの運転のお兄さんは、一緒に寺院の中に入って礼拝もして、一緒に赤い糸までつけてもらいました。
わたしが写真撮っていたら、一緒にスマホで撮影しているんだよ。
それで、しまいに、指で四角形の枠作って、「このアングルがいい」とか言い始めて、わたしに撮影させるしまつ。
ギーガーの宇宙船などのデザインは、ほとんど、このカンボジア寺院のコピーですよね。

祈祷と赤い糸をつけてもらったので、寄付の金額がわからず、10ドル札出そうとしたら、「それは大きすぎる」と言って、わたしの腹巻の中の1ドル紙幣のみを、老僧に渡しました。
ついでにスイーツも飲もうで、と、寺院の敷地の屋台で、タックオンパウも。これはさとうきびをつぶして、液体を氷入りの水に混ぜたジュースです。
はじめはむっと黙って運転していたのに、寺院に来たあたりからノリノリになってきて、全部一緒行動。寺院について30分待っててくれる?と聞いたら、オーケーと行ったので車から出て歩いていたら、後ろ2メートルくらいをずっとついて来てました。

近所に、oudongオールド・シティがあるので行こうと言われて行ったけど、実際は近所というよりもかなり時間かかった。しかもめちゃくちゃな悪路なので、スピード出すわけにもいかず。
本人は道を知らなくて、友達に携帯電話して聞いていた。
で、「途中から歩きで上がるんだけど、できる?」と聞かれて、失礼な上がれるに決まってるだろと、また一緒に長い階段を上がりました。
寺院関係は、帽子も靴もだめですが、写真撮影はいかに露骨にしてもオーケー。
このoudongは、わたしの決めた座標からかなり北にはずれているので、行く必要はなかったんだけど、近いからというのに乗せられて行ったんですね。

戻りのタクシーで、「あのさー、もうカンボジア来ないの?また来て、どんどん金使ってくれよ」と言ってました。でもタクシーの料金は公定料金のようなもので、ぼってるわけではないようです。これはホテルのマネージャに結局交渉してもらって、決まった金額のままです。無駄なお金は使ってないんだけど、寺院で10ドル出そうとしたのを見て、こいつドル落としそうだなーと思ったのかな。

メコン川沿いの雑然とした商店街がずっと続く光景は、非常に良いです。
それで異様に弱い馬力のバイクで、異様に重い屋台などを運んでいたり、バイクに、四人が乗っていたりする光景が面白いです。
聞くところによると、事故率は高いそうです。それは当たり前だろう。でも、気がつくと、そばにリクシャーがいて、額に絵の具を塗った鬼のような顔をした運転手が、乗れ乗れ乗れ、と睨んでいるのがないだけ、とても気楽です。
正直、食べ物関係が全滅だな。ただでさえ関心がないのに、どこに何があるのかわからず。これはプノンペンに食べ物がないという意味ではなく、わたしが探す気力を持っていないのです。
ニューヨークは、フムスとベビー・スピナッチがあった。それを毎日食べていた。
しかし、ここにはそれらしきものはない。かわりに、妙にハンバーガーショップというか、カフェらしきものがぞろぞろあります。パンとか炭水化物は食べたくないんだよね。しかしそうなると、何がいいのか、どこで何を買うのかわからない。
ちなみに、カンボジアは、いま、激しく暑い気温です。それは気にならないというよりは、気持ちいい。このめちゃくちゃ暑いところで、魚売りの屋台のおばちゃんが、地面に川魚落としたりしていました。ここは海が遠いので、たくさんの人はメコン川の川魚を食べるそうです。タクシーのお兄さんも、川魚が好きなんだそうです。で、最近流行しているのが、フィッシュ・ファームなんだそうです。
あちこちにありました。
メコン川沿いを、マンハッタンのハドソン川沿いと同じように、西洋人がジョギングしてました。
いま午後の二時28分です。急にスコールです。でも、38分にはもう影も形もない。

だいたい4000リエルが、1ドルくらい。
で、今日みたいにタクシーでこってりと案内された場合には、チップが3から5ドルくらいらしい。
カバン運んでくれたとか、給仕してくれたとかは、0.5ドル程度、つまり2000リエルくらいらしい。
ホテルで枕の下に入れるのは、1ドルかな。
基本的にチップいらない国といっても、払わないと、日本人はケチと評判になって、日本人価格という高めの金額が発生するらしいし。

出かける前は、想像もつかなかったけど、目的はおそらく120パーセント果たせました。すばらしい。