2015年5月14日木曜日

20150514 魔術師のトート・タロット、レオン・サリラ著

いきなり、レオン・サリラ著「魔術師のトート・タロット」という分厚い本が、版元の駒草出版から、送られてきました。
で、このレオン・サリラという人は、もとはジプシー・レオという名前の人であることが、添紙に書いてありました。
わたしは19歳とか20歳くらいの時に、原宿の駅前の道端でタロットと占星術の占いしていました。
そのときに手相の爺さんと、このジフシー・レオが仲間になり、一緒にしていました。
仲間になった理由は、たまたまそこにいたから、というものです。
爺さんがわたしを手招きして、「おい、一緒にしよう」ということで始まったのです。
その後から、こんどはいま、原宿の母といわれている人も、爺さんの弟子として加わりました。

あの頃は面白かったね。わたしは一日三時間とか二時間程度しか、出なかった。で、ひとり千円くらいで、だいたい一万円から二万円くらい儲けて、そのまま荷物を原宿駅のロッカーに入れ、歩いて渋谷に行き、そこで食事をしていた。
わたしがそういうことをしていたのは、ごく短期間です。
タロットレオは、もっと長い間続けていました。
というのも、その後十年くらいして、原宿を歩いたとき、まだレオはいたからです。
レオのやりかたは、机の上にスプレッドしない。トランプみたいに、手の中で、シャッフルします。しつこく。というのも、外なので風があり、時々カードが飛ぶのです。わたしはカードに布を貼り付けて、重くしましたが、そうすると、78枚全部でものすごく分厚くなります。
レオはずっとタロットをしていたんですね。それはなかなかすごいです。
というより、本の経歴見ると、東京易占学院総合講師とか、タロット王国とかを主催と書いてあります。ジプシー・レオと言われない限り、わたしにはわからないね。
あの頃、28歳と言ってたから、わたしよりも8歳前後年上という人ですね。