2013年12月1日日曜日

20131201 昨日は大阪に行きました

中之島の朝日カルチャーの講座。参加者は40人前後だそうです。自分では数えてないのでわからない。
で、わたしはインドのPM2.5ダメージで、この日まで寝てました。
PM2.5ダメージは、三日くらいすると発病し、症状は風邪に似ているけど、それにしては長引くので、途中から風邪とは違うのかなと思うようになるらしい。大阪行きは久しぶりに長時間縦になった日で、自分でもつかなーと思ったけど、なんとかもちました。

新大阪から中之島の朝日新聞に向かったのだけど、あ、このビルだと思って降りたら知らない違うビルで、そこからどういけばいいのかわかりません。近所に立っていた仕事しているらしき青年に聞いてみたら、「京都の人間なんで、わからない」という回答。で、しようがなしに、またタクシーに乗り、ついたのですが、こんどは13階まで行って、そこからどこが朝日カルチャーなのかわからない。近場に聞ける人がいない。でも、数人の人が走るようにエレベータに乗り込んだので、ついていったら、到着しました。このように場所に関しては、わりに毎回記憶がリセットされて、毎度新しい場所に行くような感じになりやすいです。ビルの中で遭難するというのもあるしね。たとえばトイレに行くと、戻りでは、どの方向にいけばいいのかわからなくなることはよくある。

平衡感覚は、空間の中に均等に意識が広がる必要があって、この均等に広がった中で、自分の直立感覚が生まれる。高所恐怖症は、たとえば谷底の奥まで自分の意識が広がっていない。そこは未知の空間で、すると意識はそこを満たそうとして、吸い込まれていく。その結果、崖のそばに行きたくないと思いながら、はしのほうへはしのほうへと歩いて行ってしまう。満たしつくせない場合、直立する平衡感覚が生まれない。
というのと似て、大阪で朝日新聞を探すまで、どこを見ても、なにか大地が踊ってるように感じてしまう。13階にいる時も、ここからどういけばいいのか、青木が原樹海の中に迷ったような感じになります。完全に回復していない段階では、こういうふうに、感覚とのつながりがはっきりしなくなります。

昨日、天皇両陛下がインド入りしたらしいけど、テレビで見ていたら、インドの空は灰色になっていました。テレビでわかるくらい空気が透明感を失っている。なんせPM2.5では、中国に勝ってるから。今は。そこに天皇が飛び込んでいくので、何か特別仕様の吸入器とか、何か用意してないとだめだと思います。
で、日本の高度成長期には、こういう感じになっていましたが、そして川はまさにヘドロの堆積で、魚はみな死んでいたけど、日本はまだサイズが小さいです。中国とインドの土地は果てしなく大きいので、その両方が一斉にPm2.5と10で詰まっていると、被害は巨大ですね。
で、N95という指定のマスクは、このPM2.5を95パーセントカットするという話なので、これから日本では当然これを使い続ける必要があるのかもしれません。
原発を減らすことで、日本でも、空気はこれまでよりは汚染された環境にせざるを得ないし。京都議定書を日本みずからひっくり返してると非難されているそうですが、昔、開発途上国の空気を先進国が買うという話がありましたよね。でも、今は開発途上国の空気は、灰色で、先進国の空気はクリーン。今ならインド人が日本に来たら、国道246のわきの道でも、空気がいいと思うはず。というふうに状況がどんどん変わってしまっているので、目標をたてずらいですね。
最新のディーゼルエンジンとかは、昔と違って、有害な排気というのが極端に減少している。東京都の場合、平成18年から、トラックとかバスとか営業車のディーゼルは都内乗り切れ禁止になっているけど、営業車のディーゼルをもっと最新のものにすれば、日本全国もっとクリーンになるのに思っても、中国から移動してくるPM2.5で、改善も無意味というところでしょうか。