2014年10月12日日曜日

20141012 PDFのリーダー/火星について

今度出るKindleの新機種も、6インチなんだそうで、高解像になっても、わたしの用途からすると、見にくいと思います。
自炊PDF本を読むのに、6インチとか7インチは小さすぎる。Kindle本ではないので、文字数が可変にはならないからです。かといってIpad airは、目がひどく疲れるので、一時間以上は読み続けられないことが多いのでは。

やはり読書に理想的なのは、E-inkで、この大型サイズを探すと、9.7インチのKindle DXが、2009年に発売され、その後しばらく品切れだったのが、最近少しずつどこかで手に入る状態にはなっている。日本では発売されていないけど、日本語版にするのは可能。
新製品は出さないようで、この古い2009年版のみが手に入ります。

もうひとつ中国のOnyxから、KindleDXと同じ解像度、同じサイズでE-inkのものが出ていて、これは2011年発売。このときはM92で、最新のものはM96。でも、ロシアとかでしか発売していないかもしれない。
これはKindleDXに比較して、SDカードで32Gまで読めるらしく、これだけでも、KindleDXよりは優れている。あるいはmicroUSB端子で、外部の2.5インチのSSDのストレージが読めるならば、それを接続すれば、KindleDXでも変わりはない。
わたしはあまったSSDドライブを、2.5インチのHDDケースに入れているので、これは軽いし、使いやすいのです。

オランダのメーカーからも9.7インチのものが出ているけど、これは手に入りにくいと思われる。

昨日は、30キロ走ってみました。30キロはとても退屈だろうと思って、土曜日、つまり皇居でたくさん人が走っている時を狙って、皇居をぐるぐると回りました。人が走っているのを見ると、退屈しないんです。ただ横並びで走るグループが多く、進路妨害がすごいです。で、走ってみて、20キロとあまり変わらないことが判明したが、さすがに、25キロ過ぎてから、かなり空腹になります。20キロだと水も持っていかないけど、水も飲みたくなります。

表示を見ると、だいたい1930キロカロリーの消費なので、空腹になるのは当たり前か。
しかしいつも不思議だけど、走った後は、空腹感は感じなくなるのです。
スタミナ的にはあまり困らないけど、やはり、足が痛くなるのは早いです。これは、靴が合わない場合には、決定的にダメージあると思いました。だいたい体重の三倍の加重がかかるので、これは大型バイクがのしかかったようなものです。大型バイク、いったん倒れると、起こすのが大変なんです。
昨日はだいたいキロ5分30秒程度の速度で走っていたので、つまり二時間半前後続けているのだから、足に負担がかかると、ずっとこの時間連続してかかり続けるわけですね。自分に合う靴をもっと積極的に探したほうがいいと思いました。
あと、わたしの場合、骨折の影響で、足の外側の筋肉を使い過ぎ、内股の筋肉が弱い。このアンバランスもかなり出てきます。つまり足の筋肉が痛みやすい。
少し距離を伸ばすと、20キロの時にはわからなかったことがいろいろ出てきます。
ならば、やはり42キロも走ってみないことにはわからない。
パーソナルトレーナーは、30キロ走ったときの状況を教えてほしいと言ってて、それによってトレーニングのメニューをまた変えるらしい。しばらくは毎週一回か二回は、30キロにしたい。

動物捕獲の記憶で、42キロ走ると、人類は満足感を感じるという説があって、これは狩猟の時に、動物をずっと追い続けると、だいたい動物は42キロくらいで死ぬらしい。そういうスローな狩猟の経験が集団的な記憶として刻まれているために、42キロ走ると達成感があるというものです。昨日のことから推理すると、この距離になると、かなり足が痛くなるはずで、この対処を考えよう。

基礎代謝があがって今は1450になって、それで30キロ走ると、これに1930キロカロリー足して、3380キロカロリー必要だということになる。これは高校生並みに食べないといけないという話ですね。
でも20キロ走っていた時には、もう当たり前になっていたので、テンションが上がらず、だらだらとやっていたけど、30キロになると、少しまたテンション上がりました。少し無理をすると気力が高まることを確認。

先月書いていた本で、火星のことを説明するのに、達成したものは当たり前になるので、すると火星にスイッチが入りにくいということを書いた。火星をある程度活発に活用するには、今の自分よりも少し無理な状態をチャレンジし続ける必要があるということです。
当たり前が太陽。少し無理をして広げるのが火星。
当たり前が月。少し無理をして広げるのが金星。
という具合です。
シュタイナーは、火星はマクロコスモスへの誘いと書いていて、マクロコスモスへ向かうというのは、ある種リスクがある。火星はこの多少危険なところにチャレンジするとともに、その危機管理にも関係する。地球に外接し、火星に内接するのは、正十二面体で、これは面の部分が五角形なんだけど、このキリスト・グリッドと言われるものは、わりに矛盾しているように見えるのは、地球の防衛網として、地球に外宇宙の外敵が接近しないようにする「編み目」なんだけど、この編み目そのものが、同時に、外敵を誘発するものだからです。
モーエンの先生が、「防衛は必ず打ち破られる」と言っていたのをおぼえているけど、防衛網があると、それを打ち破る目標を相手に与えてしまうのです。

で、人間には現状維持はなく、拡大か、縮小か、どちらかしかないので、いつもの状態を安定して続けようとすると、結果的に、それは縮小、停滞、低下になる。それがいやなら、後は、拡大、チャレンジしかないんです。すると安定するという性質がある。
これを単純に、わたしの運動=火星的ということに結びつけると、20キロを続けるのは、もう後は停滞しかない。わたしはどんどんやる気失う。速度も、同じ速度を続けると、だんだんと低下する。ちょっと心臓苦しいなーと思っていても、少し無理をしていると、すぐにそれが当たり前になって、楽になるからね。

占星術の、全部の天体を均等に使おうという、わたし流儀のスローガンでは、10分の1は、誰でも火星あるわけですから、生活の中で、10分の1は、この「今までからすると、ちょっと無理なことをチャレンジする」ということをしなくてはならないわけです。誰でも。
30代から、自分でこれは無理かなーと思うと、いつもそれをやっていたけど、そういう加減が一番健康なのかもしれない。