2015年10月5日月曜日

20151005 食事に関してのNYの人からの異様に長いメール来ました

ダイエットをする人は糖質制限をする。それ以外の目的の人は、糖質カットをする。糖質制限と糖質カットはかなり違いますね。糖質制限なら、ご飯、パン、麺類をやめればいいだけだ。あるいはそれらを少なくするとか。でも糖質カットだと、野菜のかなりのものも食べてはいけないということになる。

で、昨日、久しぶりに、ランニングで8キロ地点で、ダウンしました。
理由がまだよくわからない。でも、ダウンした後、悪寒がして、身体が震えていました。こういうときには、歩くのも苦しい。ハンガーノックということかな。
だいたいわたしがダウンするときは、8キロ地点です。そこを安全にすり抜けると、その後はずっと安定し、10キロでも20キロでも、だらだらとほとんど変わず続けられます。
で、この8キロ地点のダウンの前兆として、腹のあたりの内部がかゆくなります。表面ではないので、腹の表面を掻いても、くすぐったさはなくなりません。腹の内側がかゆいんです。で、わたしはこのときに、腹の中の脂肪が燃え始めたと感じます。糖質の備蓄がない状況で、脂肪燃焼に切り替わった時なのかもしれない。以前は、この腹の中がかゆい、というのは、毎日のように体験しましたが、最近は珍しいです。走る前の数時間、何も食べていないというときに、この腹の内側がかゆくなるという体験をします。
で、一度ダウンすると、回復には、1時間以上かかるので、わりにこれはしつこい種類のものと言えます。

貧血を起こさない、安定した体調。このために、糖質カットにチャレンジしようとしていると思ってもいいです。ダイエット目的はないなー。マンハッタンに行った時、やはり自分の身体は貧相だと思ったもの。そもそもあそこで衣類を買うときには、Sサイズとか、子供服ですか、という状況になりますから。
で、思い出してみるに、ジムでトレーニング受けていたとき、常時、かなりの貧血症状で、これはかなり苦しかったです。わたしはほんとに貧血症状多いですね。

またNYの人からメール来ました。そうとうに長いです。やはり、ジャーナリストとか物書きとして、仕事したほうがいいと思うよ。加工なしで、そのまま掲載します。役立つと思うので。やはり、書き物は、偏執狂的に、そのテーマに徹底して集中して取り組んだほうが、読む側としても、ためになると思います。
雑誌ターザンでは、カロリー理論は完全に捨てようと書いてありました。で、わたしはまだ、野菜をやめることはできません。キャベツが好きなので。さっきコンビニで、キャベツがメインのビニール箱入りのサラダを買うと、炭水化物は4.5グラムと書いてあった。一日5G以下は極端なので、一日20G以下を目安にしますが、細かく計算するのは気にならないにしても、講座の時に、昼時間に街の中のどこにいけばいいのか、あたりは、まったく見当がつきませんね。
NYの人の旦那さんが身長164、体重55で、BMI20台をキープしているのは、なかなかいいですよね。糖質カットすると、人によってがんがん体重が減ってしまうわけだから。



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こんにちは! 先生が、オリジンで真剣に選ぶ姿を想像して受けました。 店の人がみたら、
この人、真剣に選んでいる、と思うのでしょう。 

ステーキ500Gでも足りない、満足感が得られないのは、動物性であれ、植物性であれ、
油分、脂分が足りないからだと思います。 

高動物性脂食をやっている人が、急にヒレ肉のみを食べたら、栄養素が足りないので満足感が得られないでしょう。 
ポテトチップで満足感が感じられるのは、油が多いからと、ポテトの糖分で、そう感じられるのでしょう。

本題にいきます。 
1)人間は肉食、と前提とした上で、動物性脂肪、動物性蛋白質(魚も含む)をメインにした場合の、ゼロカーボの食事例、2)それをメインにしながら、炭水化物も少し食べる場合について書きます。 
低脂肪の人や、ベジタリアンが、ゼロカーボにした例ではありません。 

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1)動物性蛋白質、動物性脂、魚、魚介類をメイン。 ケトン体を維持の為一日の炭水化物総量を5G以下にする食事法。  
2)動物性蛋白質、動物性脂を摂るガイドライン(後で説明)を参考にし、野菜その他を少し食べる例(量は、10から20Gでしょうか? アバウトです)

人間は肉食であるが前提のやり方なので、今の社会で実行が困難、コストが高い、動物が可哀想、狂牛病になる、慣れていない=胆汁がキチンと機能していないので脂を消化できない、未知の世界なので恐ろしい、動物脂ギトギトで血管がつまる、など一切配慮していません。

動物性脂肪やバターは脂肪の塊=血管につまる、コレステロールが増える(コレステロールは悪い)というイメージがありますが、それは、教育、洗脳されてきた所が大きいと思います。

健康促進CMなどでも、水道管に溶けたラードをがっと流して、ハイ、管の内側が脂だらけになりました、コレステロールだらけ=動物性脂は身体に悪い=危険ですとメッセージを流しています。 ですが、体内の温度は、鉄パイプと同じでありません。    

人間の体内は温度が36.5度位だとすると、体内では、動物性脂や、バターも溶けます。 あの固形の形ではないのです。 想像してもわかります。 当たり前の事ですが、洗脳の力でしょうか。 殆どん人がその矛盾点に気が付きません。 

コレステロールや動物性脂肪は人間に必要、という情報や教育も必要ですが、単純に
動物性脂肪は体内で溶ける→胆汁や酵素で分解され、それが栄養素になるが事がわからずに、動物性脂は、悪、自分は絶対に消化できない、というイメージを持ち続けている人が多いと思います。 私もそうでした。 

コレステロールについて、何が中性脂肪を高くするのか、病気の原因になるのかなどは、以前にも書いた本など(Good Calorie, Bad Calories)や、その他、WPのサイトにある情報を参考にしてください。   

日本語でもコレステロール神話を疑う記事もありました。 http://metabo2014.web.fc2.com/cholesterol3.html これは、情報源がはっきりしなかったり、他の記事を読んでいないので、どこまで一貫性があるのかは知りません。  

”普通”の血液検査でわかるコレステロール数値や、HDL, LDL、その割合ですが、それもいわゆる一般的な見方は殆どしていません。 例えば、総コレステロールが200位上あっても、メタボや、成人病リスクとみない、その他です。 ここでは、その話は省きます。  

夫の中性脂肪が34と書きましたが、ゼロカーボになってから3年半後、総コレステロール:261,HDL:114、LDL:140、中性脂肪:34でした。 今もこのレベルあたりです。 年齢は、50代後半、身長164CM、体重が55K。  

30歳位の頃、ビーガン〜魚などを食べ始めた時は、総コレステロール:153,HLD: 54, LDL:73,中性脂肪が134、体重は、62KGだそうです。

食事量の目安があれば、参考にしやすいのですが、ないです。 身体の大きさや、人によって異なってくるので、ガイドラインに沿って、実際色々試す、調整するしかないです。  

ガイドライン:
***1)一日の総カロリーの70〜80%を動物性脂肪、残りを動物性蛋白質で取る。 そして、炭水化物5G以下にする(2009年位に得たケトン体になる炭水化物総量の目処)。

***2)動物性脂肪量(魚でも)は、見た目では動物プロティン量80%に対し動物性脂肪が20%位を目処に摂る。 見た目の動物性蛋白質が多いのは、水分が多いからです。

見た目、脂肪20%で動物性蛋白質80%は、例えば豚ロースですと、ロースの周りに白い脂肪と赤身の割合が 20VS80ということです。 脂肪分が20%以下だったら、他の動物性脂で補います。  

炭水化物を極端に減らした生活の際、蛋白な魚や鶏の胸肉やささみをメインにするとラビットスターベーションになる危険性があったり、動物性脂が足りない→空腹感が満たされないので、それを補う為に炭水化物が食べたくなります(種類はなんでも)。。そして、非ケトン体に戻ります。 
なので、脂肪分が少ない肉、魚を食べる際は、他の脂で補うことが必要です。

夫は、基本は、一日1回食事(夕方)で、内容はこの7年余り変わらないスタイルです。
メインは、リブアイステーキ340G位、牛ひき肉(脂肪率30%)450Gを合計790Gです。 牛肉が鶏モモ、手羽先になったり、豚肉ロース等になったりすることはあります。 

最近は、これプラス海老5個か、ホタテソテー(5個)、牛骨スープと卵2個を食べる時もあります(こちらは朝)。 他は、たまに、メインにプラスで、手羽先、イカ、牡蠣なんかも、チチャロン(豚の皮を乾燥させてラードであげた動物性ポテトチップみたいなもの)なども、食べる時もある、という感じです。  

カロリーは、肉脂箇所で、だいたい2000カロリーで、卵や、スープ、海老などをいれたら、プラス250〜300カロリー位なので、総カロリーが2300位でしょうか。 データを計算して出した数なので、多分、脂分で実際のカロリーは高いとおもいますが、だいたいこんな感じです。 カロリーは、全く気にしていません。 

2日ぐらい食事をしなくてもお腹が空かないらしいですが、食べないと体重が減ってくるので決まった時にお腹が空いていなくても食べています。 

素材の量は少ないですが、牛肉も例えば、ドライエイジする、ウエットエイジ、焼く、BBQにする、燻す、などにして、変化を楽しんでいます。 ドライエイジ、ウエットエイジなど、プロじゃないとできない、なんて聞きますが、家庭でできます。  

基本の肉と動物性脂790グラムですが、色々試してこの値に落ち着いたようです。
ひき肉の脂肪の配合なども色々変えていました。

*動物性脂を十分に食べると満足感があるので食べ過ぎる事が難しいです。
外食でシュラスコ食べ放題、焼き肉食べ放題、などにいくと、欲でいつもより量が多くなりますが、体重はさほど増えません(これが毎回だと、体重はもちろん増えます)。 ちなみに、外食すると塩分で普段より多くなるので、浮腫んで、体重が一時的に増えます。

夫の一日の牛肉量が肉と脂合計790Gですが、体の大きさや行動量によってその人にあった量は違ってくるのでしょう。 

他の肉でも魚でも肉と脂の比率がよくて、食べる総合カロリーの75%が動物性蛋白質、25%が脂だったら大丈夫です。 

夫は、出張などの時は、自家製のペメケンを持参していました。 本来のペメケンの原料はバファローの干し肉を砕いたものと、その脂を混ぜるのですが、入手しやすい牛肉と牛脂(それを溶かしたもの=タロ)を使っていました。  

**干し肉と脂肪の割合は、質量で50・50です。 見た目ではないです。 肉は乾燥させ、水分がなくなると、質量が73〜75%減ります。 

以前、普通の牛脂(草育ち、穀物仕上げの牛)と、和州牛(多分、草育ち、若い時からお米を与える)の脂で、ペメケンをつくり、比べてみましたが、おもしろい結果がでました。 

和州牛の脂(不飽和脂肪酸が多いと宣伝してました)でつくったペメケンは、脂が常温で固くなりませんでした。 なので、ペメケンには向いていません。 ラードを使えないのは、同じ理由からです。
常温で固まらないのは、不飽和脂肪酸が多いからです。 

今の夫の食費ですが、一日大体、8から9ドルです。 アメリカでも、仕入れる先を選ばないとこの値段では収まりません。 ステーキなしで、ひき肉のみだったら、同じ量で5ドルでできます。 

値段が高いといわれるホールフーズで同じ物を買うと、たぶん、ステーキとひき肉だったら、20ドル〜それ以上、ひき肉のみだったら、10から15ドル位でしょうか?  目安です。

日本で高脂肪、肉魚脂メインにすると、だいたい、1500〜2000円ぐらいでしょうか? 日本でも流行っているらしい、クロナッツ2つと、外食のカレーや、パスタ、天ぷら蕎麦の値段でしょうか? 

それ以下でもできるとおもいます。 日本で、牛肉メインは難しいと思いますが、豚鶏魚でしたらできます。 

食事例
1)高動物性脂肪、ゼロカーボに近い食事を一日2度の場合(3回に分けても問題なし): 

朝: 卵3個をバターかギーで目玉焼き(酸化を防ぐ為黄身は半熟、白身は火を通す=ナマは消化に悪い)、豚3枚肉の生姜焼きなど炒めたもの(生姜は汁だけ)、脂は拭き取らない。 

この間メールしたベーコンとスクランブルの朝食例ですが、たまたまケータリングで貰ったものです。 普段は、炒り玉子は避け、ベーコンは、食べたいところですが、市販のものは塩分が多い、保存料その他の不思議な味がするので、あまり食べません。

ベーコン、ハム、ソーセージ、サラミも脂が多いので本当はOKなハズなんですが、店の大半のものは、保存剤その他が入っているので避けています。 保存剤、MSGなど避けるのは、良くない、と思うこともありませうが、普段食べなくなったので、
食べると色々反応するからです。 

ハム、ベーコン類は、塩分が高いのも難点です。 それらや、塩漬け肉系のみ食べ続けると破血病の危険性もあります(これは塩漬け肉には必要な栄養素がすべてない、ということです)。  塩分をあまり取らない生活をしていると、ベーコンの塩分など、すぐに体重にでてきます(水分が排出されない。 1週間ぐらいで元に戻ります)。

卵は、1個に対し黄身に0.5G位の糖分がありますが、1G以下は記載しなくてよい、のような規定らしく、パッケージにはゼロと書いてある場合もあります。 卵や牡蠣の糖分はあまり気にしていません。 旅行先では、コスパが良いので、一日5〜10個食べる時もあります。 

ゆで卵は、持ち運びに便利、という利点もあります。 黄身は酸化させたくないので、半熟にします。 それだけでは、は脂分が足りないので補います。 マヨネーズなど理想的ですが、使われている油の種の事で、避けています。 それはのちほど。

夜の例1:サーモンを動物脂かバターで炒めたもの、牛豚合い挽きの炒め物か、豚ロース。

例2: 牛肉(部分は何でも。 脂身が少ない場合は他の脂で補う)。 魚(脂が多いのは、キングサーモン、ブリ、鯖、さんまなど。それでも足りないのでバター、ギー、ココナツOILなどで補う) うに、大トロなども脂肪が多いですが、他の刺し身は、他の脂で脂肪分を補う。  

例3:夜 さんま3匹、鶏モモ肉皮付き1〜2枚、バター50G(塩分が気になる場合は塩分なし)

最初は、1食でサンマ3匹と食べてもいいのか?とか、それプラスパター1本まるごと?など
思うでしょうが、そこら辺は切り替えます。 

見方が変わる、ですが、たとえはあまり適切でないかもしれませんが。 WP(後からでてきます)で羊動物の内臓系をすすめていた事もあり、ハラールの肉屋で、羊の脳みそを注文してみたのです。 
肉屋のおじさんが、バケツから羊の頭蓋骨をいくつか取り出し、電気のノコギリで、かぱっと真っ二つに次々と切断したのです。 一瞬、くらっとしました。 おじさんは、取り出した脳みそを集め、ビニールに入れて手渡してくれたのですが、手袋をはめた手は血だらけ。 もうこの時点では、何かがふっきれました。 

家で料理する頃はすっかり慣れ、羊の脳をスパスパカットしていました。 バター炒めや、カレーにいれて食べましたが、白子のような感触で、脂肪分が高く、おいしかったです。 特に好きでないので、今は常食にしてません。

話は戻ります。 
 
外食だったら、焼き鳥屋(脂肪分が高いぼんぼち、手羽先、ももなどメイン)、焼肉屋、ステーキ屋、魚を一品で食べられる所(脂肪が足りない部分は他で補う)

**補う脂肪ですが、植物油は、色々な理由で殆どつかっていません。 人間は元々植物性油を食べていなかったから、という見方もできますが、その他については、詳しく書きません。
一言でいうなら、飽和脂肪酸の脂に比べ、酸化が早いからです。 酸化が身体によくない影響を与える、という視点で、避けています。 

植物油を使う場合は、飽和脂肪酸が多いココナツオイルかかパーム油を使います。

オリーブ油は、高熱に弱い、絞った直後に酸化する、とのことであまり使いませんが、もっと避けているのが、菜種、大豆、コーン油その他です。 理由については、ここで書きません。 

日本では、ラードもチューブ入であるので便利です(他のものが含まれていなければ)

乳製品には、ケイシンといって糊の原料にする粘着力が強いものが含まれています。 ゼロカーボになってからバターやチーズを大量に食べると便秘になります。  

チーズは、糖分は含まれていますが、それほど多くないです。 脂肪分も一般的に高く手軽に手に入る、持ち運びも便利という事で、低脂肪生活から高動物性脂肪生活に移行中、一時、かなり食べていました。今は、ケイシン問題、塩分が多いのでは今は殆ど食べません。

バターにケイシンは少し入っていますが、量はチーズなどより少ないです。 ギーはミルク成分を飛ばしてあるので、ケイシンはないそうです。 瓶詰めで持ち運びも便利ですし、常温でかなりモチます。 自分でも作れます。 手作りのものは、かなり美味しいです。

2)高動物性脂肪食事法メインで、野菜やその他を食べる場合:

野菜は、細胞がセルロースに覆われている→熱処理でセルロースが破られ、中の栄養素が出てくる=摂れるそうです。 生で食べた場合、多少栄養素は腸で吸収できるそうですが、熱処理した野菜に比べるとその量は減るそうです。 

チックピーは、水煮100Gで、糖分が5Gだそうです。 例えば、高脂肪食、肉魚食メインにする場合、チックピーを毎日5G以下食べてもケトン体になる、ということです。  

こちらの栄養素データがわかり便利です:
http://nutritiondata.self.com/facts/legumes-and-legume-products/4326/2
 

野菜、その他の炭水化物を食べる場合は、後は他の食べ物の炭水化物=糖分との折り合いです。 

チックピーには、フィトン酸が含まれます。 フィトン酸は、穀物(豆、小麦、ごまなどの種)にある 穀物がもつ天然の毒素です。 動物が食べると、フィトン酸=毒素が体内でプロテインにくっつき、消化を妨げます。 動物や鳥などから身を守る為、絶滅しないようにある機能だそうです。   

以前、どこかで読んだ説ですが、小麦は、メソポタミア文明発祥地から全世界に伝わったそうですが、人間が食べだした頃は、まず、小麦に免疫が全く無い人が全滅し、小麦に強い人が生き残ったそうです。 現在の小麦アレルギーの数は、小麦が発祥したメソポタミア文明の地から遠ければ遠い程、多いそうです。 最も遠いのは、日本を含むアジア圏、北欧などです。

人間への小麦の害が、炭水化物の害なのか、小麦アレルギー(グルテン)か、フィトン酸だったのか、はわかりません。 小麦アレルギーでも、あきらかにあわない、とやや合わない、などの色々なレベルがあります。 実は人類、皆合わない、などの説も有ります。 

アメリカでグルテンフリーは流行っていますが、小麦の代わりに、米粉や、そば粉、キノア粉などつかったりするのですが、低炭水化物ゼロの点からみると、無意味です。 フィトン酸が毒とみる観点からも、です。 

穀物のフィトン酸ですが、水につける(アクを抜くコンセプト)で少し毒素が減るそうです。 発芽させるとより毒素が減ります。 味噌、醤油などの発酵食はフィトン酸は少ないそうです。 ですが、完全になくならないそうです。

白米は、胚芽とふすまを取り除いてあるのでフィトン酸は少ないです(玄米はものすごく多いです)ナッツ類にも結構入っています。   

WESTON PRICEという団体は、人間の伝統的な食事(加工食品をなくす、動物性脂肪を増やす、野菜などの消化を促す為に発酵植物、動物の骨からでるエキスのスープ、熱処理しない牛乳、乳製品の薦め、その他)を進めていますが、穀物を食べる際、積極的にアク抜きをしています。 

ココナツオイルブームもこのグループの活動によるものが大きいと思います。  

彼らのやり方は、解りやすい例ですと、クロワッサンを食べるなら、植物性脂を使ったものはやめ、バター100%の物にする、やり方です。 アイスクリームだったら、ラクトアイスより、ハーゲンダッツのように本物の卵黄が使っていたり、コーンシロップなどはなし、乳脂肪が高いものを選ぶというようなやり方です。 もっと細かく言うと、クロワッサンだったら、全粒粉をつかって、それもさらに、発酵前に水につけてアク抜きする、などです。

WPは、歯医者さんだったですが、発展途上国の人の歯の治療から骨格(顎の発達)などを調査した上で、伝統的な食べ物の重要性について啓蒙運動を始めた人です。 http://www.westonaprice.org/  以前、サイトには、日本語の記事もありました。 サイトがごちゃごちゃしていて、わかりづらいですが、よい情報が豊富です。

WPのやり方に沿った料理本なんかもあります。 http://www.amazon.com/Nourishing-Traditions-Challenges-Politically-Dictocrats/dp/0967089735/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1443979015&sr=1-3&keywords=weston+price

骨スープの際、よりミネラル等を引き出すやり方などについて書いてあります。 

他、低脂肪食事法の危険性についての本は続々とでているようです。 
The Big Fat Surprise: Why Butter, Meat and Cheese Belong in a Healthy Dietは、読んでいませんが、
要約をみると、それ系の本です。 

私も夫も低脂肪生活〜低炭水化物生活になる間に、一時的にWPのやり方をしていました。 

WPから、大豆の危険性、フィトン酸の危険性、危険な植物性脂、熱処理しない乳製品等について(衛生上の為や、政治的理由で殆どの州が熱処理殺菌していますが、本当は必要ない、栄養素を殺す)学ぶ事がありました。  

高動物性油食、ゼロカーボの今は、ここで得た知識は、動物性脂を増やすこと、植物性油を避けること(WPは、良い質のオリーブオイルは使っています)、動物の骨スープの活量法ぐらいしか、取り入れていません。 

ゼロカーボになると、野菜も一切食べなくなるので消化を促す発酵食品を食べる意味、炭水化物を食べないので、穀物のフィトン酸をアク抜きして食べる理由もなくなるからです。 

動物の何時間も煮込んだ骨や筋のスープ(牛、鶏、豚、羊、魚)は、人間の粘膜や、肌、関節その他にとても良いそうです。 

ガラから手作りのラーメン(化学調味料なし)、韓国のソロンタンや、サンゲタンなどのベースがそれです。 ベトナムのフォーの出汁も牛骨牛パーツがメインですが、あれは、煮込む過程で砂糖をいれるレシピもあります。 ブイヤベースもトマトなし、アルコールの量に気を付ければOKです。 灰汁はとっても、脂分は捨てません。

外食もラーメン屋で、麺なし、醤油味噌なしのガラスープ(塩分、フィトン酸を気にしない場合は、味付けでもよいとおもいます)、チャーシュー大幅追加、煮玉子で、ゼロカーボメニューになります。
今は、小麦アレルギーの事も知られているので最初から麺なしに対応してくれる所もあるのでしょう。 

ゼロカーボになる、ということは、豚骨スープなんて脂ギロギトで体に悪い、という観念は捨て、脂は人間に必要な栄養素、と切り替えます。 夫は、FAT IS  MY FRIENDといっています。 動物性脂肪は、という意味です。 脂肪は友達。 不思議な響きです。   

以前、日本のマクドナルドで、パンなしで、肉だけのハンバーガーをオーダーしたら、そんな事はできない、と言われました。 マニュアルにないから、在庫が管理が狂うからでしょうか? パン有りで肉のみのバーガーは、問題なくオーダーできます。 

コンビニだけで食事する場合は、厳しいですが、ゆでたまご、温泉卵(タレ無し)、鯖の水煮、バターまるごと1本でしょうか。 ツナ缶だったら、植物性油づけのはさけ、水煮だったらOK, ケイシンを無視するなら、チーズ(できるだけ脂肪分が高いもの)です。 

デパ地下でしたら、ソーセージ専門店などの、ソーセージ(小麦、保存料など少ないもの)、切り売りしている生ハム、プロシュート、焼豚、焼き鳥(余計なものがはいっていないもの)、ローストチキン、焼き魚、チーズでしょうか? フランスのパテ、リエットなんてよいのでしょうが、小麦粉が入っている物もあるので注意です。 脂が足りないので、持参したココナツオイル、店でバターを買ってプロシュートと一緒に食べるなども良いと思います。

新宿タカシマヤでしたら、12Fの小籠包レストランで、小籠包を大量にオーダー事もできます。
皮は食べない。小籠包の豚挽肉は脂肪分が多いと思います。 店によって具にネギが入っていたりするかも知れません。 

オリジンのメニューをちらっとみましたが、鮭、鯖、サンマなどの焼き魚、おでん卵、レバー、シュウマイもつなぎが何かわかりませんが、皮なしOK。 豚角煮などは、砂糖の量を考えれば大丈夫だと思います。 後は、持参の脂で補えば、ガイドラインに沿ってできます。  
 
牛丼専門店も、どれぐらい砂糖を入れているかにもよりますが、牛丼をつゆ無し皿で、玉ねぎなし、バター持参で、など。 MSGなどが入っている場合も注意です

後は食べ合わせです。 朝はフムスとアボカドのみ、夜は焼き鳥と豚3枚肉の生姜焼きオンリーなど。 
理由はあるのですが、長くなるので省きます。 

野菜なども炭水化物量が少なければ、肉や魚と同じ時に食べても問題が無いのかもしれません。 炭水化物が多いと、デザートは別腹状態になります。  満足感がない、お腹にたまらない、お腹がすくなどです。 

酸化しやすい植物性油を避けるため、フムスはごまペーストや、オリーブ油を使う代わりにラードや、ココナツオイル、パーム油などを使うこともできると思います。 ゴマ独特の風味やコクはなくなりますが、油分脂での栄養素、満足感は得られるハズです。 

煮魚や角煮で甘みが欲しければ、糖分の量に気をつければ大丈夫だとおもいます。 牛や豚肉のワイン煮込みなどの場合です。 とんかつなども、小麦粉の害、炭水化物の事がありますが、それを承知で食べる場合は、揚げ油をラードや牛脂にするなど。 味もそのほうが良いです。

マクドナルドも今のように、動物性脂=飽和性脂酸は悪い、と攻撃される前は、牛脂を使っていたそうです。

マクロビは、白砂糖を避け、甘味料にオーガニックのサツマイモ、甜菜糖、メイプルシロップなど使うようですが、体に入ってしまえば、身体は糖分は糖分と認識するのでインシュリンは白砂糖なみにでるので、あまり関係ない、とみています。    

玄米のフィトン酸とファイバーの問題からいうと、白米のほうがまだよい、という見方もできます。 

ケトン体の視点からいうと、ターザンがすすめる、鶏のカラアゲやマヨネーズは、鶏の唐揚げは、揚げ油が動物性脂(牛脂、ラード、鴨脂など、植物油だったらパーム油、ココナツOIL)だったらOK、鶏の部分もモモ肉(脂が多い)にする、唐揚げも衣なしの素揚げにする、などです。

マヨネーズですが、材料面で本当は問題無いはずなんですが、市販のマヨの油は、大抵大豆油、ナタネ油などの植物油が使われています。 酸化しやすい、というが問題です。 それを防ぐ保存剤も他の意味で問題ですが。 手作りするなら、高熱処理をしていないという理由でオリーブ油もつかえますが、それでも、酸化は防げません。

一度、ベーコンから出るラードでマヨを作ってみましたたが(ラードは溶かして)、ペーストのようになりました。 味はよかったです。 ココナツオイルでも作れるとおもいます。 

マヨネーズが美味しい、と感じるのは、脂(油と卵の黄身)が美味しいと感じるからでしょう。 油と黄身なしのマヨ=卵白に酢のみ、だと味気なくなるでしょう。 

サラダにドレッシング(油分)をかけるのも同じ事です。    

**炭水化物を大幅にカットする場合、ゼロ近くまで下げる場合は、動物性脂肪を多く摂る事は大事になってきます。 十分に摂らないと、栄養素が足りず、炭水化物で栄養素を補いたくなります。 

炭水化物が低く、動物性脂もタンパク質も極端に少ない場合は、身体の予備の脂肪で補いだし、それでも足りないと、身体の筋肉、その他から栄養素を取り始めるそうです。 飢餓状態でしょうか。 ダルばかり食べているインド人は角膜がとける、とありましたが、ダルばかりで、ナンやライスなしですと、体の中から栄養素を取ろうとする、ということでしょうか。  

調整期間:
動物性脂を増やしだすと、お腹を壊す人が多いです。 動物性脂の消化に慣れていないからです。 人にもよりますが、下痢が2週間ぐらい続く場合もあります。 一時的に痩せたりもします。 

前に書きましたが、消化できないのは、いままで低脂肪の食事だったので、胆汁が出ていないからです。 下痢しても、そのまま、脂肪を食べ続けると、以前より多い動物性脂を消化できるようになり、下痢も治まります。   

ゼロカーボ、高脂肪食事法ですが、ガイドラインにそって2ヶ月ぐらい続けても身体に合わない人もいると思います。 鶏アレルギー、卵アレルギー、その他のアレルギーの人もいるでしょう。   


調整期間が終わるとトイレ事情が大分かわります。 高動物性脂肪、炭水化物ゼロになると、栄養素になる部分が多く、炭水化物や野菜などを食べていた時よりカスが少ないからです。

調整期間が終って、前よりも沢山脂肪が消化できるようになってからも、食事の総合量など調整する必要もあります。 塩分などもそうです。

**動物性脂を食べ慣れるとどれ位摂ればよいのか、感覚でわかってきます。 

身体が脂肪をより消化できるようになっても、通常量より多く動物性脂を食べるとお腹を壊します。  次のレベルまで脂を消化できないからです。 食べ慣れていない脂肪分、例えば、ボーンマロウ(牛肉の骨髄)を大量に食べるとお腹をこわす、ということもあります。 

雑食の時は、ビタミンCやその他のサプリも必要だと思っていたんですが、高動物性に切り替えてから、必要なし、繊維質も必要ない、とわかりました。 繊維質の危険性については、そのような詳しい本もあるので、そちらを参考にしてください。
http://www.amazon.com/Fiber-Menace-Constipation-Hemorrhoids-Ulcerative/dp/0970679645


動物性脂が悪いとの洗脳ですが、昔、夫も私も脂や肉はよくない、と、信じ、低脂肪食、野菜たっぷり、肉だったら鶏むね肉皮なし、パンに塗るものも大豆から作った偽バター(ジャムはしっかり使う)、牛脂ラードなど問題外のような低脂肪食事をしていました。 炭水化物はそれほど多くなかったですが、
一日100G位は食べていたともいます。  

それが、色々高動物性脂肪ダイエットについて、調べ、やり始め、調整期間が過ぎて、動物性脂を食べるのに慣れると、動物性脂が本当においしく感じ、ないと物足りなくなりました。 

人間は肉食=高動物性脂肪ダイエットなのかも、と、やってみたら美味しい、身体にも目に見えた変化があったので、続けていますが、夫は、病気予防の為にやっているということもあります。

高動物性脂肪食で、炭水化物を食べない事が本当に体に良いのなら、必然的に病気防止にもなるということです。 遺伝等については、また別の話です。

このサイトは、イギリス人医者が炭水化物を取る事によって起こる病気について記載されています。
http://www.second-opinions.co.uk/diseases_index.html 

癲癇、糖尿(タイプによる)、癌、パーキンソンなど炭水化物が影響しているようです。
白内障の原因には、炭水化物大量摂取や、ポリ飽和脂肪が酸化する事で起こる可能性、とあったのですが、それが正しければ、それらを多く含む油には注意ということです。
 

人間は何かをずっと食べ続けていくと、それが習慣でなによりおいしく感じる、ということがあると思います。 昔は長年、朝のトースト、マーガリン、ジャムの3点セットを何よりも楽しみにしていました。 
あれも美味しかったな、とおもいますが、色んな理由でそれが、全く違うものになった、ということです。

自分が何に価値を見出すのか?を知る事は大事だと思います。 何が事実(データ、実験結果)か踏まえた上で、です。 

人間が肉食だ、という前提が本当、で、そのベネフィットを理解して、実際やるとします。
それに価値を見出しているから実行するのですが、例えば、それはそう、と思っても、社交を犠牲にしたくない、世の中美味しい物が沢山あるのにそこまで過激な事までしたくない、好物の赤ワイン、ドーナツ、パスタ、野菜の天ぷらを食べられないなんて嫌、なども価値観でしょう。 
肉食のベネフィットより、炭水化物を食べる頃の満足感や至福感に価値を見出す、ということです。  

世の中のゼロカーボ人口は少ないと思いますが、全体的に元肥満の人が多いです。 
様々なダイエット方を試したけど、何をやっても痩せられなかった人たちです。  
高動物性脂食、ゼロカーボがダイエットに効果的なのは、食べても食べても満足感が得られないことが解消できるからです。   

限られた材料でも新しい料理法など、あらたな発見は色々あります。 普段の食事、外食、買い物でも、色々アイディアが湧いてきます。  最初は戸惑うかもしれませんが、内容もやり方も簡単です。 慣れです。   

夫は、出張にペメケン持参していましたが、1週間以上続くと、普通の肉も食べたくなるので、ホテルの部屋でしゃぶしゃぶと食べていました。  ホテルは、大抵湯沸かしポットがあるので(部屋になくても貸してくれる)、スーパーで脂肪が多い牛肉の薄切りを買い、しゃぶしゃぶにしていました。 ホテルのコーヒーカップを代用にして、です。   

今年春に日本に夫といった際、外食に関しては、NYよりも東京よりも京都で選択が多く、おいしくて安上がりだったです。 焼き肉、しゃぶしゃぶ食べ放題などが沢山あったからです。
焼き肉シニアディスカウント(55から)なんてやっている所もありました。   

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この長い長い文章のあとに、違う人からのメール。

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メールの方、非常に面白いです〜
しかし脂肪を分解する酵素(野菜、果物)とらないでがっつり油脂とると腸と直腸やられます。
アメリカ人にそのあたりのガンやクロン病がとても多いです。
明らかに身体的に強い白人がそうなので、日本人どうでしょう。

腸がやられるのは肉そのものの品質も関わっていて、
やすいアメリカンビーフは抗生物質、ホルモン剤だらけだしいちばん危ないのが脂肪です。
アメリカは品質表示がされていて、マニアック食もオーガニックミートとかも
普通にスーパーで売られているのでやりやすいけど、
日本ではそういう表示義務細かくないです。
バターや油脂の品質低いし。
豆腐や湯葉に植物オイルでしょうか。
松田のマヨネーズ(辛口)は最高に美味しいです。

アメリカ人はスポーツ好きっていうのもあるけど、
転勤で日本に来てて毎朝皇居を朝走ってるようなビジネスマンは
ドクターに定期的に健康相談をしていて、
栄養量とか運動量の数値的指針をはっきり持っています。
サプリもがんがん飲む。
日本みたいに健康保険制度がないので、大病をしたら一大事だし
自分のヘルスケアができないと評価されない、出世できない。
そういう明確な目的があってやっていますよね。

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海外に旅行にいったときに、何を食べていいのかわからなくなる。
知ってる国ならいいけど、はじめていくところで、謎の食べ物ばかりが陳列されていると
選びにくい。
というより、わたしはさほど食べ物に関心がないので、手抜きをするので、
マンハッタンでは、サラダの内容を選ぶことのできたPAXはとても重宝したけど、
そして、夕方とかは、ベビースピナッチとフムス辛子入り、ばかりで、気楽だったけど、
他の国だと、これ探しにくい。
プノンペンでは、中国の豆缶詰たべて、これは大変に良くないものだと思いました。
もういまだと、サトウキビのジュースも禁止食品だ。

ついでにメモしとくと、赤ワインは、750mlで、糖質は11.2グラムと書いてある。
フルボディだともっと少なくなるようですね。
こないだ経営アストロロジー協会に行ったら、前の日に、全員がひとりでワイン一本あけたと言ってたので、ちょっと調べてみました。
そこにベルギービールを日本に紹介・普及した人がいたけど、ビールだと、ビアホールなどでガンガン飲むと、平気で100グラム越えるようですね。やはりこれはご飯食ってるようなものですね。

三人目の人のメールです

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食品成分表ざっと見た。
それで、だいたい食事の構成がわかりました。
肉魚、卵、豆腐と揚げ。
野菜が問題だけど、
小松菜、チンゲン菜、ほうれん草はオーケー。
ズッキーニが意外と大丈夫なんですね。
キュウリとかも低いけど、キュウリは
おかずにしにくい食材ですね。
あとツルムラサキとかもいいんだけど、
嫌いなのでパス。
作れるサイドメニューが極めて限られるので、
やがてパターン化して、SF映画みたいに、
薬のように流し込む感じの摂食行動に
なりますね。これをもはや食事とは言わない
かもしれない。
油脂で不足を補うのがいかに困難かは、
既存の療養食で経験済み。
なので油脂を増やすことに無理にこだわらない
ほうがいいようにも思います。
個人的には、たんぱく質ばかり食べると
胃酸過多になって逆流性食道炎の症状が
出るけど、体を慣らせば分泌も変わるんでしょうね、
多分。

あ、もやしも大丈夫なんだっけ。

、、、SF映画みたいな摂食行動、
と書いて想像しましたけど、
未来的には結局そういう方向に
いくのかもしれない。
地球人が、宇宙人になるころ。

食事なんて言って、雑多なものを
胃袋に詰め込んで喜ぶのは、
原始惑星の原始人の習慣なのかも
しれないですね!

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大天使が、人間を食べ、人間が無脊椎動物を食べるという
存在の三層、食べられる・実体・食べるという構造はそのまま連鎖するので、
大天使が人間をむしゃむしゃ食べるかのように、
人は食物を食べているので、この取り入れる内容については配慮に値する。

機械的に、質の悪いものを取り入れると、やがて本人もそうなる。
決まりきったものを続けると、人間も決まりきったものになってしまう。
なので、いろんなバラエティがあったほうがいいです。
わたしは脳と腸は同じ構造で、これが、中国の陰陽魚図と同じとみなしている。
腸内が単純だと、脳内も単純。
腸はあたかも小型の地球。球体がひっくり返った構造。
で、炭水化物とか糖質は、自然界の中では比率はかなり少ないけど、
人類はそれらを過剰に増強してしまったというところに、腸・脳の働きのいびつさが生まれると思うわけですね。自然な生態系を破壊して、自分たち独自の世界を作った。
糖質ゼロというのも、何かとやりすぎな感じがするけど、でも、いまの普通の現代人の食生活は、やはり糖質の多すぎる異常な比率になっているということですね。

なので、わたしが糖質を減らそうとするのは、基本的には、ナチュラルな生態系のバランスと比率
に戻したほうがいいのではないか、という観点からです。
で、食物ひとつひとつが思考であり、情報であると考えると、
一個ずつ吟味して口に入れるというのも、いいのではないかと思います。
最近、食べ物を写真に撮影する人が多いと思うけど、もうすこし細かくパーツごとに撮影してもいいと思う。そしてこの食材と会話する。

ナポレオンは、牡蠣をたくさん食べたというけど、つまりグルジエフの人間定義、6、24、96の、食料は無脊椎動物というのに合っていますね。
大きい牡蠣を5つくらいで100グラムで、この糖質が5グラム。
カマンベールチーズは、0.9グラムだ。チーズは簡単そう。
鯖は油ギトギトに見えるけど、糖質0.3、脂質12.1で、よさそうだね。

フランスのボルドーで毎年開かれているメドック・マラソンは、走る人がみなワインを飲みながら走り、ステーキとか生牡蠣も用意されているのだけど、
ワイン飲みながら走ると、心拍数はどうなるんでしょうかね。
メドック・マラソンに参加するために、トレーニングとして、ワイン飲みながら走る人は、まだ皇居では見たことない。